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<正論>難しさ増すミャンマー和平構築 日本財団会長・笹川陽平
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<正論>難しさ増すミャンマー和平構築 日本財団会長・笹川陽平
日本財団の笹川陽平会長1948年に英国から独立して以来70年以上、少数民族武装組織と国軍の内戦が... 日本財団の笹川陽平会長1948年に英国から独立して以来70年以上、少数民族武装組織と国軍の内戦が続くミャンマーは2021年2月の国軍によるクーデター以降、民主化を求める市民武装組織も戦闘に加わり、混迷の様相を一段と深めている。 難民救済のモデル筆者は13年以降、ミャンマー国民和解担当日本政府代表を拝命し、和解実現に取り組んできた。しかし民族、文化、時に宗教、言語の違い、さらに周辺国の思惑も複雑に絡み、和平実現の難しさを日々、実感している。