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沖縄・宮古島でリゾート開発暗雲 観光客、宿泊施設増加で水不足の推計
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沖縄・宮古島でリゾート開発暗雲 観光客、宿泊施設増加で水不足の推計
人気観光地の沖縄県宮古島市でリゾート開発に暗雲が漂っている。訪問客増加で水の需要が高まり、将来的... 人気観光地の沖縄県宮古島市でリゾート開発に暗雲が漂っている。訪問客増加で水の需要が高まり、将来的に水が不足する懸念があるためだ。市は休止中の浄水場を再稼働させるなど対策に腐心するが、ホテルの建設ラッシュにブレーキがかかる可能性がある。 りゅうぎん総合研究所(那覇市)によると、現在稼働する市内二つの浄水場の給水能力は1日当たり計3万4005立方メートル。一方、観光客が増え続けた場合、令和12年度の水の需要は推計で最大3万4228立方メートルとなり、供給能力を上回る見通しだと分析した。 宮古島の宿泊施設は増加傾向が続き、県によると「ホテル・旅館」は4年末時点で104軒と、この5年間で1・8倍となった。プールや全室内に浴槽を置くケースが多いことも水需要の高まりに拍車をかけている。