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オートエンコーダ(自己符号化器)とは? ディープラーニングとの関係を図解で解説
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ニューラルネットワークの「事前学習」 ニューラルネットワークを構成する技術の1つ、「バックプロパゲ... ニューラルネットワークの「事前学習」 ニューラルネットワークを構成する技術の1つ、「バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)」が抱えていた課題は、ニューラルネットワークの層が多くなると「誤差に関する情報が十分に届かない」というものでした。この問題は層が増えれば増えるほど解決が難しくなります。層を増やさなければ性能を発揮しないニューラルネットワークにとっては致命的な問題でした(詳しくは前回の記事をチェック)。 しかし、「事前学習」という手法においては、層を増やす前段階の「まだ小さなニューラルネットワークの状態」で学習をさせます。層が少ない状態であればバックプロパゲーションの技術も使えますし、学習も容易です。 つまり、あらかじめ学習させておいた小さなネットワークを集めて大きなニューラルネットワークを作れば最初の時点で誤差が小さくなり、バックプロパゲーションによる修正が容易になると考えたのです。