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大滝詠一の多様な音世界を堪能できるCD2枚組豪華盤。大滝本人が歌唱する松田聖子提供曲からレア音源の数々まで
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■「ギミックとユーモア」。ナイアガラ・サウンドを語るには欠かせない要素 2023年の「ナイアガラの日」... ■「ギミックとユーモア」。ナイアガラ・サウンドを語るには欠かせない要素 2023年の「ナイアガラの日」(=3月21日)にリリースされるのは『NOVELTY SONG BOOK』。CDでは、この盤と『NIAGARA ONDO BOOK』と題されたアルバムがカップリングされた2枚組で発売される。ちなみに、4月26日に発売が予定されているアナログ・レコードは『NOVELTY SONG BOOK』のみ収録されている。 大滝詠一と「ノヴェルティ」といえば、まず浮かぶのが、自身の作風を評して「メロディ・タイプ」と「ノヴェルティ・タイプ」と2種類に大別できる、という言葉だ。大まかにいえば、メロディ・タイプを代表するアルバムは『A LONG VACATION』(81年)、ノヴェルティ・タイプは『LET’S ONDO AGAIN』(78年)ということになるだろう。そもそも「ノヴェルティ・ソング」という言葉が