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春山シーズンを前に信州の山の安全を守る県警山岳遭難救助隊が新しい体制で初めての訓練を行いました。今年の山岳遭難は過去最多だった去年を上回るペースで増えていて、警察が注意を呼び掛けています。 「点検よーし！」「下りるよ。降下！」 県警山岳遭難救助隊は新体制後、初めての訓練を長野市で行いました。春の人事異動で新たらしく5人の隊員が加わり、総勢44人で信州の山の安全を守っていきます。新人の1人で唯一の県内出身者である藤田聖弥巡査。10日は基本的な引き上げ・つり下ろしの訓練ですが…。 先輩隊員 「降下しっかり下を見てから落石！落とすな！」 藤田聖弥巡査 「きょう初めての訓練ということで、ただ技術も精神も未熟なところですので今後の訓練を通じて、遭難者1人でも減らして1人でも助けて、そういった安心してもらえるような救助隊員になっていきたいと思っています」 警察によりますと、去年、県内の山岳遭難件数は過