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(第8回)植民地台湾の経済─砂糖と米を中心に(清水美里) | Web日本評論
日本の近代・現代とはどのようなものだったのでしょうか。 私たちが今、日々ニュースで接する日本の社会... 日本の近代・現代とはどのようなものだったのでしょうか。 私たちが今、日々ニュースで接する日本の社会状況や外交政策を、そのような歴史的視点で捉えると、いろいろなものが見えてきます。 この連載では、「日本」と東アジア諸国との関係を中心に、各時代の象徴的な事件などを取り上げ、さまざまな資料の分析はもちろん、過去の事実を多面的に捉えようとする歴史研究の蓄積をふまえて解説していただきます。 現在の日本を作り上げた日本の近現代史を、もう一度おさらいしてみませんか。 (毎月下旬更新予定) 1 日本統治による台湾経済の変化―土地制度と貿易構造 前回に引き続き台湾に対する植民地支配についてみていくが、今回は経済に焦点を当てて、日本植民地期に台湾社会がどのように変化したのか考えていこう。まずは植民地化前の台湾がどのような経済構造だったのか概観する。 台湾の漢族系住民は17世紀頃から移民し人口が急増した。近年、
2022/03/28 リンク