中国の「密码法（暗号法）」の内容と意義。中国政府の意図、規定される暗号の種類とは？

2020年の1月、新年早々、SNS上で「2020/1/1から中国で『パスワード法』が制定され、ネット上で(中国製のアプリ・デバイスを利用した)個人のパスワードは全て中国政府に検閲されるようになる」と言った投稿を何度か目にしました。 おそらく2020/1/1から施行された「中国人民共和国密码法」に関する投稿かと思われますが、この法律に関しての認識があまり広まっていない結果の投稿のように思われましたので、本記事では「中国人民共和国密码法」の制定背景および条文の解釈、中国政府が企図するものについて解説していきたいと思います。 目次は以下の通りです。 「中国人民共和国密码法」とは何か暗号法の条文とその内容中国政府による暗号法の制定背景とその意義まとめー暗号法とCBDC「中国人民共和国密码法」とは何かまず「中国人民共和国密码法」とは、2019年10月26日、第14回全国人民代表大会(全人代)常務委員

[kfujieda]

パスワード法でパスワードが中国政府に検閲されるようになるのはデマ。

[niseki]

“アルゴリズムを含めた規格に適切に従うことを求められているのみである（略）暗号法の制定がそれ即ち「中国企業によりパスワードが共産党に提供される/共産党の検閲を受ける」ということではありません。”

[fullmated]

政府が暗号化に関する標準規格を定めた上で、その規格に従って暗号化しましょうという法案

[karkwind]

後でちゃんと読む

[masaki925_8107]

“この暗号法は基本法として制定されたものであり、内容として「ネットの個人のパスワードは政府が管理し自由に閲覧可」という趣旨のものを含まない”

[hagakuress]

良記事。