【清水満 ＳＰＯＲＴＳ ＢＡＲ】渋野日向子“劇的Ｖ”の裏にレジェンド・元気な樋口顧問の存在 「スポンサー、ファンへの感謝」の張り紙（1/2ページ）

超ビックリ！！ 前週の女子ゴルフ「樋口久子・三菱電機レディス」（埼玉）で渋野日向子（２２）が、プレーオフの劇的なイーグル締めで優勝した。さすが“持ってる女”しぶこの本領発揮である。テレビ視聴率は録画中継にもかかわらず１２・４％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）。今季最高の数字だった。 女子ゴルフは相変わらずの隆盛ぶりだが、その陰に日本女子プロゴルフ協会顧問の樋口久子さんの存在がある。初日１、１０番のスタートホールに「スポンサーさんに感謝、ファンに感謝してプレーしよう」という趣旨の紙が張られていた。樋口さんの直筆である。 樋口さんは１９７７年に全米女子プロ選手権を制すなど通算７３勝、１１度の賞金女王に輝くレジェンドである。９６年から同協会の会長を１５年間務めた。就任当時、女子は試合数も少なく、自らスポンサー探しに奔走して試合増を図った。アマチュア選手を大会に参戦させるなどの門戸開放で宮里藍、横