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大規模IoTには向かない?「ローカル5G」の気になるコスト
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大規模IoTには向かない?「ローカル5G」の気になるコスト
「ローカル5G」は携帯大手のサービスと違って、ネットワークは企業が自ら構築しなくてはならない。その... 「ローカル5G」は携帯大手のサービスと違って、ネットワークは企業が自ら構築しなくてはならない。そのため導入コスト、エリア外で通信する場合のローミングなどの実装方法、通信速度をはじめとする性能といった点も理解しておきたい。 最も気になるのはコストだろう。しかし、ローカル5Gに関しては日本がドイツと並んで先行しているとされ、具体的なコストがいまだに見えていないのが実情だ。 ある業界関係者は、「NSA(Non Stand-Alone)構成だと端末が1台5万~10万円と高く、初期投資がかかる。基地局も5G基地局と制御用の4G基地局の両方が必要で、まだ高い」と指摘する。別の業界関係者も「基地局1局と端末数十台で数百万円かかるという話が聞こえてくる。まだはしりの時期と考えるべきだろう」と話す。 唯一明らかなのは「電波利用料」 設備のコストが見えない中、確定しているコストもある。電波利用料だ。ローカル5