製造装置の回復，半導体向けが2009年後半，FPD向けが2010年後半から――SEAJの見通し

日本半導体製造装置協会（SEAJ）が，半導体とFPD向けの製造装置に関する日本製装置売上高および日本市場の予測を発表した。日本製半導体製造装置の売上高予測は，最近の回復基調を反映し，2009年7月時点の予測に対して上方修正している。2009年度（2009年4月～2010年3月）が5631億円（2009年7月時点の予測は4176億円，以下同じ），2010年度が7698億円（5428億円），2011年度が9476億円（8002億円）とした。一方，日本製FPD製造装置は2009年度が2500億円（2500億円），2010年度が3500億円（3000億円），2011年度が4025億円（4025億円）としている。また，半導体・FPD製造装置の日本市場に関しては，製造拠点の海外展開や海外Siファウンドリへの生産委託の増加などにより，全体的に下方修正することとなった。