「待機時/無負荷時の消費電力を削減」，ACアダプタ向け電源ICをPower Integrationsが発売

米Power Integration社は，ACアダプタやスイッチング電源の待機時/無負荷時消費電力を削減できる電源IC「TOPSwitch-JX」を発売した。バイアス電流を同社従来品の3.4mAから1.6mAに削減することで実現した。無負荷時の消費電力は交流265V入力時に最大100mW。待機時については，交流230Vの電力を1W入力したときに，750mWを負荷に供給できる。つまり，待機時に約75％の変換効率を達成できるわけだ。電源の変換効率に対する規制値である「Energy Star」や「EC EuP Ecodesign Directive（エコデザイン指令）」を満足できるとする。