睡眠の新常識 昼寝の「年代別」適正時間、認知症リスクの回避策も

2024年4月4日発売の「日経トレンディ2024年5月号」 ▼Amazonで購入する では、「健康常識の真実」を特集。「快眠のカギは就寝3時間前までの夕食」「早く寝て8時間以上の睡眠で健康増進」など、まことしやかに語られる睡眠にまつわる“常識”は本当か、検証する。 ※日経トレンディ2024年5月号より。詳しくは本誌参照 適度な時間の昼寝はパフォーマンスを向上させるが、一定時間を超えるとかえって健康に害をおよぼすリスクが高まる恐れもある（写真：taka/stock.adobe.com） 【睡眠新常識×】快眠のカギは就寝3時間前までの夕食 【睡眠新常識〇】朝にたんぱく質を取ると睡眠の質が上がる 朝食を制するものは睡眠を制す――。快眠のためには夕食を就寝の3時間前に済ませ、脂っこい料理など消化の悪いものを控えるのが定説。しかし、睡眠医療に詳しい中部大学生命健康科学研究所特任教授の宮崎総一郎氏は「