第33回世界コンピュータ将棋選手権準優勝記 | やねうら王 公式サイト

WCSC33(第33回世界コンピュータ将棋選手権)ではやねうら王が準優勝となった。 やねうら王チームは本大会では探索エンジンとしてDeep Learning(以下DLと略す)を用いるふかうら王を用いた。優勝したdlshogiチームももちろんDL型であり、本大会は1,2位がDL系のソフトであったということを最初に書いておくべきだろう。WCSCでも上位入賞ソフトをDL系のソフトが占めるようになってきたというのは、(将棋AIにとって)時代の転換期に突入していると言える。 今回優勝したdlshogiチームはA100×8の9台構成。すなわち、A100が72基あるということだ。AWSで借りれば、1時間4万円ぐらいかかる。それに対して、やねうら王チームは、vast.aiという個人間でGPUを貸し借りするサイトで借りて、1時間たったの$4.8。決勝日に限って言うと、私が深夜0時に目が覚めてしまったので、そ

[tattyu]

推論はメモリ量よりもシェーダユニット数勝負なのか。それにしてもA100高いなぁ。昨今のAIはアルゴリズムよりも学習量で決まる様になってしまって非常につまらないなと思う様になった。。

[zakinco]

さすがやねうらお氏。vast.ai使って格安で選手権に出てたのか。定期的にうちのvast.ai記事にアクセスあるんだよね。

[urtz]

これは解説してもらわないと解らなかった。ありがたい。次の大会はNNUEとDLの統合が流行るのかな。難易度ものすごい高そう