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HDDは大容量化に向かっている。大容量HDDは故障が怖い。どのメーカーのどのモデルを選ぶと運用コストを下げられるのだろうか。 クラウドストレージサービスを提供するBackblazeはHDDやSSDなどを数十万台規模で利用しており、その知見を故障率や寿命などの形で広く公開している。すでに10年以上のデータがたまっており、ブランドや容量ごとの情報が一目で分かる。 HDDの故障率はどう変化したのか 同社は2024年5月2日(現地時間)、自社のデータセンターにおけるHDDの故障率などを統計レポートとして発表した。2024年第1四半期(2024年1月1日~同3月31日)のデータだ。今回は「大容量HDD」の優等生も紹介した。 2024年第1四半期末の時点で、Backblazeは世界中のデータセンターに設置されたクラウドストレージサーバが内蔵する28万3851台のHDDとSSDを監視していた。 ここから
「Evernote」や「Notion」などのノートアプリの利用が企業でも進んでいるが、両者の人気には差があるようだ。ノートアプリのメリットや企業での導入実績、両者のセキュリティ機能、市場での位置付けなどを解説する。 ノートアプリは、個人で利用されることが多く、企業が導入することはほとんどないと思われてきたが、その状況が変わるかもしれない。人気のノートアプリである「Evernote」と「Notion」は、企業のITバイヤーにとって魅力的に映る機能と性能を備えている。 Evernoteは「Evernote Teams」を提供していて、ノート作成機能やチームコラボレーション、セキュリティの向上、ガバナンス機能を追加した。有名なノートアプリであるNotionは、Wikiやその他のコラボレーション機能を搭載している。これらのツールは、企業向けコラボレーションの中でもどこに位置付けられるのだろうか。
大きな関心を集める「Copilot for Microsoft 365」だが、Microsoft 365でのデータのアクセス権の設定や共有方法によっては、意図しない人にデータが筒抜けになる可能性がある。IT管理者が知っておくべきリスクや対策を専門家が解説した。 Copilot for Microsoft 365は、Microsoft 365の各アプリケーションにOpenAIの大規模言語モデル(LLM)を掛け合わせたサービスだ。2023年11月の提供開始以来、AI(人工知能)によって業務効率化を図りたい多くの企業の関心を集めてきた。 一方でユーザーからは、「自社で使用する場合のデータの取り扱いやガバナンスに不安がある」といった声が上がっている。こうした懸念に対し、IT管理者が知っておくべきリスクや事前対策について、大塚商会の池邉洋平氏(TSCコミュニケーション課)が講演した。 機密データが漏
サイバー攻撃を防ぐためにパスワードに加えて多要素認証が広く使われている。だが多要素認証は必ずしも安全ではない。多要素認証を突破する攻撃のテクニックと、攻撃を防ぐ方法について紹介する。 サイバー攻撃に対してパスワードはあまりにも守りが弱い。そのため、パスワードに加えて何らかの要素を追加して防御する多要素認証(MFA)が広く使われている。 だが多要素認証を導入すれば鉄壁の守りが手に入ると考えてはいけない。攻撃者がどのような手口で多要素認証を突破するのか、攻撃を防ぐにはどうすればよいのかを紹介する。 多要素認証をどうやって突破するのか Keeper Securityのティム・トラン氏は多要素認証の弱点と、弱点をカバーする方法を次のようにまとめた。 多要素認証を有効にすると、オンラインアカウントの保護がより強力になる。パスワードだけを使うよりも良い方法だ。だが、一部の多要素認証はサイバー攻撃に対し
SSDはHDDと比較して信頼性が高いという。だが、故障しないハードウェアは存在しない。どうすれば信頼性を高めることができるのだろうか。 SSDは読み出しや書き込みが高速で、250GB容量の製品を中心に幅広い選択肢がある。価格こそHDDよりもいくぶん高価だが十分HDDと競合する。 SSDのメリットとしてよく挙げられるのが信頼性だ。機械的に動作する部分がなく、振動や衝撃にも強い。だが、故障が起こることもある。SSDを長く安全に利用するには何に気を付ければよいのだろうか。 3000台以上のSSDをデータセンターで運用し、寿命や故障率についての統計を発表してきたBackblazeが経験に基づく指針を公開した。 最初にしなければならないことは何か SSDを購入し、PCやサーバに接続した後、最初にするべきことは何だろうか。 Backblazeのアンディ・クライン氏によれば、バックアップだ。失われたら困
2024年3月はTeamsを中心にViva Engageなどでもアップデートがあった。Microsoft 365の月例アップデートの内容を紹介する。 2024年3月の「Microsoft 365 Apps」のアップデートについて、内田洋行の太田浩史氏(エンタープライズエンジニアリング事業部)がウェビナーで紹介した。今月も「Microsoft Teams」(以下、Teams)を中心に複数のアップデートがあった。 「チャネルのアーカイブ機能」や会議出席者による会議メモ追加機能、ブラウザ版の「Microsoft Outlook」(以下、Outlook)でのTeamsチャット機能など、「あるようでなかった便利な機能」をぜひチェックしてほしい。 チャネルのアーカイブが可能に 3月はTeamsの便利機能に注目 Teams(1) チャットのメッセージ作成ボックスのUI変更 チャットのメッセージ作成ボック
パスワードの問題を一気に解決できる「パスキー」の採用が広がっている。パスキーを採用すれば社外向けのサービスだけでなく、社内向けのサービスのセキュリティも向上できるという。 パスキーはパスワードを代替する技術の有力候補だ。ユーザーの記憶に頼らず、漏えいの可能性もずっと低い。そのため、Webサービスにログインするユーザー向けのサービスで導入が進んでいる。NTTドコモや任天堂など大量のユーザーを抱える企業がまずパスキーに飛びついた。 では、外部のユーザー向けにWebサービスを提供していない企業はパスキーと無関係なのだろうか。実はそうではない。 従業員の保護に役立つパスキー なぜならパスキーは従業員の保護に役立つからだ。どのようにして従業員を保護できるのかを紹介しよう。 パスキーがハイブリッド環境におけるアイデンティティー(ID)の保護に役立つと指摘するのはパスワード管理ソリューションを提供する1
ナレッジ管理ツールを導入しない企業に理由を聞いたところ、共通する4つの根本的な問題が見えてきた。その状況と解決策を探る。 業務の効率化や品質向上を目的としたナレッジ管理(ナレッジマネジメント)の取り組みに期待が寄せられている。前編では、企業がナレッジを管理するために「Google Workspace」や「Microsoft 365」といったコラボレーションプラットフォーム型ツールや「Microsoft SharePoint」や「Evernote Buisiness」などのドキュメント管理型ツールといったツールを用いている現状を紹介した。 ミーティングや非公式な対話、メモ交換による情報共有に依存している状況や、ツールを導入していても情報のサイロ化、ブラックボックス化に悩む状況が見て取れた。こうした問題はなぜ起こるのだろうか。後編では、「ナレッジ管理ツールの利用状況(実施期間:2024年2月2
「ChatGPT」のような生成AIをサイバー攻撃に使った場合、より自然で巧妙な攻撃手法が編み出される危険性がある。ChatGPTを開発したOpenAIや資金を提供するMicrosoftはどのような対策をとっているのだろうか。 攻撃グループによるAIの利用状況は ChatGPTは容易に利用できるため、攻撃グループが大規模に利用することはたやすい。どうすればよいのだろうか。 OpenAIは「当社の大規模言語モデル(LLM)を悪質なハッキングキャンペーンの土台作りに利用していた国家に関連する脅威グループのアカウントを停止した」と発表した(注1)。この取り組みはMicrosoftの脅威研究者と共同で決定した。 国家に関連する脅威グループには、ロシアに関連する「Forest Blizzard」、北朝鮮に関連する「Emerald Sleet」、イランに関連する「Crimson Sandstorm」、中
生成AIをビジネスで本格的に活用する企業が増えている。ビジネスで成果を出すための活用にするためのヒントを、アクセンチュアやAWS、慶應義塾大学の宮田裕章教授の発言から探る。 生成AI(人工知能)をビジネスで本格的に活用する企業が増えている。「単なる利用」にとどまらず、「ビジネスで成果を出すための活用」にするために、企業は何をすべきなのか。 生成AIを利用したサービスを矢継ぎ早に発表するAmazon Web Services(AWS)のヴァシ・フィロミン氏(生成AI事業担当バイスプレジデント)や、日本のAI分野におけるキーパーソンと言われるアクセンチュアの保科学世氏(執行役員 ビジネスコンサルティング本部 AIグループ日本統括 AIセンター長)の提言とは。 また、ユーザー企業を主体とした産学連携の新団体「Generative AI Japan」の代表幹事 宮田裕章氏(慶應義塾大学教授)が強調
Teamsを中心に2024年2月は「Microsoft 365 Apps」の新機能追加や改善が数多く行われた。これまでのTeamsに対する不満や希望を払拭するような「かゆいところに手が届く」機能がめじろ押しだ。 2024年2月の「Microsoft 365 Apps」のアップデートについて、内田洋行の太田浩史氏(エンタープライズエンジニアリング事業部)がウェビナーで紹介した。Microsoft 365は常に多くの最新機能が追加される。2月のアップデートは数が多いのでユーザー目線でおすすめをピックアップした。デスクトップ版の「Microsoft Teams」(以下、Teams)が2024年3月31日以降に「新しいTeams」に移行することに伴って、特にTeamsのアップデートが多い。 投稿の検索機能の改善としては、チャネルの投稿をより見つけやすくする機能が追加された。さらに、これまでTeam
メーダー氏は、今後の同社の事業成長にとって日本市場は戦略上極めて重要なマーケットであるとし、嘉規氏の下、2024年から本格的に市場開拓を開始することを表明した。すでに米国本社と直接契約して利用している日本企業として大林組が挙げられる。 Smartsheetは、普段から使い慣れたスプレッドシートに似たシート状のインタフェスを基本に、そこで蓄積された情報を複数人で効率的に共有、編集するプロジェクト管理プラットフォームだ。シートの情報はデータベースに格納され、ガントチャート形式やカンバン形式などに視点を切り替えて表示できる他、レポートやダッシュボードで可視化できる(図1)。マネジャーが未完了のタスクを可視化して戦略の意思決定に使うといったユースケースが考えられる。 特徴は何といってもそのインタフェースにある。普段使い慣れたシートのUIや機能をそのまま踏襲していることで、ユーザーは迷いなく利用し始
OSのシェアを調査しているStatCounterによれば、2024年1月時点でWindows PCのOSシェアは「Windows10」が66.47%と大半を占める。「Windows 11」の要件に対応しないPCは、ジャンク品扱いとなってしまうのか……。 周知の通り「Windows 11」のインストール要件は低くはない。これまで快適に「Windows 10」が動作していたPCなのに、要件に対応していないがためにWindows 11をインストールできないというケースが相次いでいる。 「Windows 10のサポートが終了すると、まだ利用できるPCもジャンク品になるのか……」と悩むユーザーに猛烈にアピールしているのがGoogleだ。サポート切れからジャンクになりかねないWindows 10 PCを救うというが、一体どうやって? Googleが強く推進しているのは「ChromeOS Flex」だ。
取材の帰り道、小腹がすいたのでラーメンでもと思い立った。最近煮干し系のラーメンが気になっており、以前から行ってみたいお店があったことを思い出す。 新宿ゴールデン街にある、すごい煮干しラーメン「凪」だ。午前中の取材が終わり、時間は13時を回っていた。それほど混んでいないだろうと高をくくっていたが、雨の中で45分も待つことに。途中で離脱しようとも考えたが、狭い路地に傘をさして並ばざるを得ず、列から抜け出すことができない状況に追い込まれてしまった。 そしてようやくありついた1杯がこちら。 確かに味は良かった。飲食店で30分以上並んだのは何年振りか。 TeamsとZoom祭りの裏でビデオ会議システムが再注目の謎 飲食店を訪れたのは、久しぶりの対面取材で新宿界隈に出没したがためだ。コロナ禍がはじまって数年が過ぎたが、今も取材はオンラインで開催されることが多い。今や「Microsoft Teams」(
HDDを大量に利用する場合は故障率が運用コストに大きく影響する。そこで気になるのが、どのメーカーのどのモデルを選べばよいのかということだ。 クラウドストレージサービスを提供するBackblazeは複数のデータセンターで10年以上、大量のHDDとSSDを運用してきた。同社は2024年2月13日に自社のデータセンターにおけるHDDの故障率などを統計レポートとして発表した。2023年通年のデータの他、2021年、2022年との比較もある。 2022年第3四半期末の時点で、Backblazeは運用中のHDDのうち、27万222台を監視している。そのうち有効な統計データにならない466台を除外した26万9756台のHDDについて扱った。 3年間でHDDの故障率はどう変わったのか 今回の統計レポートでは、2023年通年でデータセンターにおいて顧客のデータの保存に使用されたHDDを対象とした。分析したモ
2024年1月にはNotion Labs Japanから「Notionカレンダー」追加の発表があった。「Google カレンダー」などが思い浮かぶが、Notionカレンダーを使うことでどのような優位性があるのか。 「Notion」は、ノートやドキュメント、Wiki、プロジェクト管理、データベースなど多彩な機能を持つコラボレーションツールだ。 ベネッセやサントリー、トヨタ自動車、三菱重工、サイバーエージェントといった大手企業を中心に日本でも導入が進み、そのフィードバックを受けながら定期的に新機能を追加している。 2024年1月にはNotion Labs Japanから「Notionカレンダー」追加の発表があった。新しいカレンダー機能は、カレンダーから各アプリへの導線をスムーズする仕組みや、予定調整といったコラボレーションの副次的工数を極力減らす機能によって、生産性を大きく上げるものだという。
DXリベンジャーズ ~失敗で終わらせない、リベンジへの道~ 世の中のDX活動が鈍化傾向にある今こそ、正面からDXに取り組み、ライバルに差をつけるチャンスです。一緒にDXリベンジャーズの道を進んでいきましょう。 DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む際、実現すべきテーマの一つに情報共有があります。情報共有は良い組織運営の必須条件の一つです、テレワークの生産性が注目されている現在はさらに重要度が増しています。 今回は「DX推進組織がこぞってNotionを採用する理由」にて、ドキュメント管理やプロジェクト管理に有効との解説があった「Notion」を、効果的に活用するための戦略をお話しします。 導入フェーズごとの戦略を解説 NotionはDXにおける情報共有で有効なツールとして注目されています。しかし、企業におけるNotionの導入はハードルが高いともされています。そこで、成功のための
パスワードを使わずに安全かつ負担なく認証できる手法の1つとして、コンシューマーを中心に「パスキー」(Passkey)が広がりつつある。この認証手段、企業ユースへの展開はあるのだろうか。 パスワードを使わずに安全かつ負担なく認証できる手法の1つとして、コンシューマーを中心に「パスキー」(Passkey)が広がりつつある。この認証手段、企業ユースへの展開はあるのだろうか。パスキーの基礎解説と、企業で運用する際のポイントなどを解説する。 パスワードレスの認証手段、パスキーとは? パスキーは、FIDO Allianceが進めるFIDO標準の仕様に基づく、パスワードを利用しないアクセス方法として注目されている。特定のユーザーがWebサイトやアプリへサインインする際に、迅速かつ簡単に、安全にアクセスできる仕組みだ。業界標準のAPIとプロトコルに基づく公開鍵暗号を用いることで、面倒なログイン名とパスワー
「Microsoft 365」は利用ユーザーが多いからこそ、課題も上がりやすい。「『Microsoft 365』と『Google Workspace』の利用状況(2024年)」の調査を基に、課題をプラン別に整理した。 キーマンズネットのレギュラーコーナー「IT担当者300人に聞きました」では、IT製品別の導入状況や、運用の課題、製品に対する満足度など、アンケート調査を基に読者企業の実態を紹介している。 アンケート調査では、IT製品に対するリアルな口コミや不満が寄せられることも多い。2024年の1月に公開した「『Microsoft 365』と『Google Workspace』の利用状況(2024年)」(実施期間:2023年12月8日~12月22日、回答件数:311件)で明らかになったユーザーの課題を紹介する。 「Microsoft 365」は多くのユーザーが活用するからこそ不満も生まれる
本稿では、Excel関数の組み合わせ技やショートカットなど、知っておくと便利なExcelのノウハウを紹介する。 資料作成や集計などの業務で活躍する「Microsoft Excel」(以下、Excel)だが、「使いこなすことが難しい」「作業に時間がかかりがち」と苦手意識を持っている人もいるのではないだろうか。しかし、高度なスキルを必要としない基本的な機能を利用してExcel業務を効率化することができる。本稿では、関数の組み合わせ技など、知っておくと便利なExcelのノウハウを紹介する。 Excel初心者でも作業効率をアップできる3つの便利技 指定したセルの文字数チェックをする データ入力や原稿の下書きなど文字数指定のテキストを表にまとめる際、瞬時に文字数をチェックしたいと思ったことはないだろうか。 IF 関数と LEN 関数を組み合わせると、セル内のテキストが指定文字数以上であるかどうかの結
OpenAIは「ChatGPT」に与える短い問いかけ(プロンプト)の実例を多数公開した。これを紹介しよう。ごく簡単なプロンプトが公開されており、今からChatGPTを使い始めるというユーザーに向く。 この連載では第6回までにChatGPTのプロンプトについて、開発元のOpenAIが公開した6つの戦略を紹介した(連載記事の一覧はこちら)。 今回からはOpenAIが公開した具体的なプロンプトを紹介しよう。それぞれのプロンプトは短く、ChatGPTを使ったことがない読者に向く。ニーズに応じてこれらのプロンプトを膨らませていくのがよいだろう。どのプロンプトも無償のChatGPT 3.5で利用できる。今回は文章関連の作業に役立つプロンプトを5つ紹介する。 (1)長所と短所を挙げてもらう 以下のプロンプトはトピックをChatGPTに渡し、長所と短所の分析を出力させるという最も基本的なものだ。 テレワー
生成AIブームでもMicrosoftのAI機能「Copilotは使わない」 一番の理由とは?:Microsoft 365とGoogle Workspaceの利用状況/後編 ソフトウェアやアプリケーションに生成AIを組み込むベンダーの動きが盛んであり、Microsoftもその一社だ。2023年11月に「Copilot for Microsoft 365」がリリースされ話題となったが、利用状況はイマイチのようだ。 前編では「Microsoft 365」と「Google Workspace」の利用状況を概観し、勤務先で契約しているライセンスプランやユーザー当たりの利用料金、パッケージ版OfficeからMicrosoft 365に移行しない理由について、アンケート結果を紹介した(実施期間:2023年12月8日~12月22日、回答件数:311件)。 後編では、注目が集まるMicrosoftの生成AI
NotionはDX推進部署のユーザーからの引き合いが多い。「DX」という小難しい印象を与えるが、Notionを導入することで社内のコミュニケーション文化が大きく変わり、おのずと変革の土壌が培われるのだという。Notionの特徴と「Microsoft 365などの既存ツールとの使い分けの方法を解説する。 ここ数年で急激に人気を集めている「Notion」。2021年10月に日本語のβ版をリリース以降、ベネッセやサントリー、トヨタ自動車、三菱重工、サイバーエージェントといった大手企業を中心に導入社数を増やしている。 Notionの日本代理店、ノースサンドの六山大輝氏によれば、同社がやりとりする顧客の多くがDX推進部署のユーザーだという。キーマンズネットでもベネッセのDX推進組織であるDigital Innovation Partners(DIP)のNotion活用事例を紹介し、大きな反響があった
取得希望者が多いIT資格は何だろうか。読者調査結果を基に実態を探る。IT資格取得に向けた勉強時間や勉強方法、支援制度の現状についても紹介する。 本調査企画の前編ではIT資格の取得状況や活用シーンなどを紹介した。後編では引き続き「IT資格の取得に関するアンケート」(実施期間:2023年11月22日~12月5日、回答件数:442件)を基に、今後取得したいIT資格や資格取得に向けた勉強時間、勉強方法、勤務先における資格取得支援制度の有無について実態を探る。 “今後取得したい”IT資格ランキング ITパス、基本情報を超えて1位だったのは? はじめに、今後IT資格を取得する予定の有無を聞いたところ「ある」が55.2%と過半数で、根強いIT資格取得ニーズを確認できた。では、取得希望者が多いIT資格は何だろうか。業種別にまとめたのが以下の図だ。 「AWS認定各種」(19.3%)、「情報セキュリティマネジ
ブラウザ版のOutlookは現時点でデスクトップ版にはない便利な機能を利用できることから、利用ユーザーが増えています。今日から使いたい便利機能を紹介します。 多くのサービスが含まれる「Microsoft 365」の中でも、メールや予定表を提供する「Exchange Online」は特にユーザー数が多いサービスです。ユーザーは、「Microsoft Outlook」(以下、Outlook)でそれらの機能を利用できます。Outlookは、デスクトップ版だけでなく、Webブラウザ版があるのをご存じでしょうか。近年は、ブラウザ版を利用する人も増えていて、筆者の所属する企業でもおよそ半数の人が、ブラウザ版を利用しているようです。かく言う筆者も、ここ数年間は、仕事でブラウザ版のみを利用しています。今回は、なぜブラウザ版Outlookが人気を博しているのか、その理由や便利な機能を紹介します。 使ってみた
パスワードはサイバー攻撃に弱い。とはいえ、パスワードを使うしか方法がないアプリケーションやサービスはまだまだ多い。パスワードを盗み出す「パスワードスプレー攻撃」の特徴をつかみ、安全にパスワードを使う方法を紹介する。 パスワードはサイバー攻撃に弱い上に、ユーザーはパスワードを軽視している。パスワード関連のサービスを提供するNordPassによれば、最も使用頻度が高いパスワードはそのものズバリの「password」だ。2番目は「123456」、3番目は「123456789」だ。 パスワードをなめているユーザーを攻撃する方法 NordPassのマチェイ・バルトウォミエイ・シコラ氏はこのような状況の中で、サイバー攻撃者がどのように暗躍しているのか、ユーザーがとり得る保護策は何なのかを紹介している。 ユーザーが利用するパスワードが偏っているのであれば、それを利用した攻撃が有効だろう。最も効率の良い攻
本稿では、Ignite に関するMicrosoftのレポート「Introducing Microsoft Copilot Studio and new features in Copilot for Microsoft 365」の内容を抜粋して紹介する。 Microsoft Copilotの先進ユーザーは効果を感じているのか? Microsoft Copilot Studioの導入 Copilot for Microsoft 365に関する発表 Microsoft TeamsのCopilot機能 Microsoft OutlookのCopilot機能 Microsoft LoopのCopilot機能 WordのCopilot機能 PowerPointのCopilot機能 Microsoft Vivaとの統合 その他、Copilotのトピック機能 Microsoftが11月15日に発表したレ
「Microsoft 365 Copilot」の現時点での日本語版の状況や、利用前に注意すべきことなど、業務での活用を想定したリアルな情報を専門家が紹介する。生成AIを体験できるチャット機能「Bing Chat Enterprise」やビデオ編集機能「Microsoft Clipchamp」、共同作業機能「Microsoft Loop」などMicrosoft 365の注目機能についても解説している。 2023年11月1日から一般提供が開始された「Microsoft 365 Copilot」(以下、Copilot)は、Microsoft 365のアプリケーションによる資料作成やデータ分析といった作業を生成AI(人工知能)で効率化するとして注目を集めている。自然言語で指示をすることで、あっという間に資料が出来上がるデモを見て期待を膨らませる人もいるだろう。 現時点での日本語版の状況や、利用前に
HDDは比較的「枯れた」製品だが、故障のしやすさにはかなりの差がある。どのメーカーの、どのモデルのHDDが故障しやすいのだろうか。2023年夏の猛暑の影響はどうだったのだろうか。 クラウドストレージサービスを提供するBackblazeは複数のデータセンターで10年以上、大量のHDDとSSDを運用してきた。同社は2023年11月14日に自社のデータセンターにおけるHDDの故障率などを統計レポートとして発表した。2023年第3四半期のデータだ。 2022年第3四半期末の時点で、Backblazeは26万3992台のHDDとSSDを運用していた。そのうち4459台が起動ドライブ(3242台がSSD、1217台がHDD)だった。今回の統計レポートでは起動ドライブを除く25万9533台のHDDに焦点を当てた。実際の故障率の他、「生涯故障率」も算出した。HDDのサイズやモデルごとに、故障したHDDの「
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