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チャーチルのパラドックス「民主主義は最悪の政体である」を、図説&解読(上)-法の支配 vs 民主「主義」 - 蠅の女王
以下、選挙前に、代議制や議会制についての話と思っていただければ。 〜これは、「法の支配って何?」シ... 以下、選挙前に、代議制や議会制についての話と思っていただければ。 〜これは、「法の支配って何?」シリーズ1、2、3、4、5からのつづきものです。〜 民主主義という政体がはらむ堕落の可能性について、ウィンストン・チャーチルの有名な言葉がある。いわく、 たしかに民主主義はあらゆるシステムの内で最悪である(:B集合)と。 そこで問題なのは、 他のどのシステムも民主主義以上ではない(:A集合) ということである。 (1947年11月11日の下院演説で。英語文はこちら記載⇒ *1 図はYOWによる) B集合は、A集合に含まれる「全体」。ここで「最悪となった」とは、民主主義がB集合における他のシステムと比べると機能していない、未熟だ、ということ。加えて、A集合の歴史上試されてきたバリエーション群の中で眺めれば、民主主義よりマシなのは今まで無かった、というわけだ。*2 これが、なぜパラドックスと言われる
2007/07/20 リンク