脅迫メールの送信者情報は「通信の秘密」として守られる。最高裁判決 | スラド YRO

読売新聞の記事によれば、企業に届いた匿名の脅迫メールの情報開示をめぐる裁判で、最高裁が情報開示を認めない判断を下していたと報じられている。この脅迫メールは2019年夏に東京都内の映像会社に送付されてきたもので、 とする内容が繰り返し送りつけられていたという。京アニ事件の直後だったことから、映像会社は訴訟を起こしたという。しかし、開示要求を受けたドコモ側は、メールは通信の秘密にあたり、プロバイダーには守秘義務があるとして争った。最終的に最高裁は地裁や高裁による開示判断を覆し、開示を認めない決定をした。理由としては、メールはネット掲示板やSNSへの投稿と異なり、プロバイダー責任制限法の開示対象になっていないためであるとのこと。 あるAnonymous Coward 曰く、

[Shin-JPN]

id:masakinihirota 　逆。メールは本文ねつ造しても真偽不明。メール根拠で請求OKなら開示しほうだいになる不備を潰してあるのがプロバイダ責任制限法。被害届を出し警察が令状取って入手する、というのが正しい法手続き

[osugi3y]

“ドコモ側は、メールは通信の秘密にあたり、プロバイダーには守秘義務があるとして争った。最終的に最高裁は地裁や高裁による開示判断を覆し、開示を認めない決定をした。”ドコモが最高裁より権限あるの笑った

[mangakoji]

あー、普通に上級国民なんだろうな。わかるよ。ドコモがだれでも守るわけがない。

[gimonfu_usr]

開示要求にプロバイダーは「メールは通信の秘密保護対象でプロバイダーには守秘義務がある」。最高裁は地裁や高裁による開示判断を覆し、ネット掲示板やSNSへの投稿と異なり、責任制限法の開示対象ではないと裁定。