スイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部で、AFPのインタビューに応じるトーマス・バッハ会長(2024年4月26日撮影)。(c)GABRIEL MONNET / AFP 【4月28日 AFP】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は26日、中国の競泳選手23人がドーピング検査で陽性となりながら2021年東京五輪への出場を認められた問題で、世界反ドーピング機関(WADA)の対応を擁護した。 【写真】パリ五輪聖火、ギリシャ離れ船でフランスへ出発 この問題では前週、中国の選手23人から禁止薬物トリメタジジン(Trimetazidine)の陽性反応が出たものの、WADAは食品汚染が原因だったとする中国側の説明を受け入れて処分を科さなかったことが報じられた。 以来、WADAは批判に直面しており、米国反ドーピング機関(USADA)のトラビス・タ