男山本店が空いた酒瓶回収 | 株式会社 三陸新報社

気仙沼市の酒造会社「男山本店」（菅原昭彦社長）が、日本酒の空き瓶回収を促進する「リターナブルメンバー制度」を始めた。清酒業界で深刻な瓶不足を背景に、繰り返し使用できる「リターナブル瓶」の回収を強化することで、資源循環に対する市民の理解を広げるのが狙いだ。 清酒用の瓶を巡っては、新型コロナによる需要低迷から一部の瓶製造メーカーが工場を閉鎖。これに清酒の出荷回復が重なったため、全国的に新瓶が不足し、他県では生産に影響を受ける酒蔵も出ている。 男山本店は、酒販店を通じて瓶を回収後、洗って再使用する割合が多いため、今のところ生産に大きな影響はない。だが、当面続くとみられる瓶不足は、業界全体の問題となっているだけに、一酒蔵としてできることを―と、新たな回収強化の取り組みを検討した。 空き瓶は魚町の同社直営店で回収し、１・８㍑入り（一升瓶）と７２０㍉㍑入り（４合瓶）を１本持ち込むたびに１ポイントを付与

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（#三陸新報）空き瓶は魚町の同社直営店で回収し、１・８㍑入り（一升瓶）と７２０㍉㍑入り（４合瓶）を１本持ち込むたびに１ポイントを付与。10ポイントたまれば、同社のオリジナルグッズと交換する。一升瓶は