エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
舌鼓 - 短編 第66期 #8
作者: bear's Son 文字数: 1000 乗馬の扶助に舌鼓(ぜっこ)というものがある。 舌を上顎に付けながら息... 作者: bear's Son 文字数: 1000 乗馬の扶助に舌鼓(ぜっこ)というものがある。 舌を上顎に付けながら息を出し、チッチッチという音をさせて馬を誘導する。 21歳の春。 煙草を吸わず自動車の運転もしない僕は、大学に入ってからの3年間のバイト代が通帳に貯まっていた。 友人たちの間では就職活動が始まっていた。僕は進路を決めなくてはならないことにためらいがあった。 それより今しかできないことをしておきたかった。 皆が会社説明会に行き始めた頃、僕は乗馬クラブの会員になった。 昔から動物が好きだった。家にはチビという名の柴犬がいる。 乗馬クラブには乗馬用に調教された、引退した競走馬たちがいた。乗馬専用に開発された馬は日本には少ない。 成績を残せず種牡馬になれなかった牡馬や、買い手のいなかった牝馬たちが集まってくる。牡馬の多くは乗馬になる時、気勢を抑えるために去勢される。競馬会での行き場を
2008/03/21 リンク