産総研：主な研究成果 関東直下の新しいプレート構造の提案

５月26日幕張で開催された2005年地球惑星関連合同大会で、従来とは異なる関東直下のプレート構造を提案しました。概要は以下の通りです。詳細については講演要旨をご覧ください。 従来関東平野北縁にかけて深く沈み込んでいるとされていたフィリッピン海プレートは、実際は東京湾北縁部までしか延びていません（図１）。そのかわり、そのフィリッピン海プレートと太平洋プレートの間にもう１枚プレート（以下、ブロック）が存在します。そのブロックは約100x100km、厚さ25km、深さ30-100kmの範囲で、太平洋プレートに平行に乗った形で分布します（図２）。このブロックの正体は過去に破断され深く沈み込めなくなった太平洋プレートの残存物と考えています（面白いことにブロックと関東平野の形が同じです）。

[ryozo18]

メモ

[kiyo_hiko]

タイトルがなんだか新設計を提案してるみたいでいい

[STARFLEET]

関東フラグメント。もうちょいと大きな地図が欲しいけど、わかりやすい記事。

[kananaka]

『地下数10kmの構造を直にみることはできないので…正当性は､いかに多くの地学現象を合理的に説明できるか』覚えてる。プレートの境界は地震や地形により都度再定義される。webに散見する単純化した図への違和感の元

[mkusunok]

今回の震災で産総研が地震や津波を研究していることを初めて知った

[utamaru99]

なるほど。

[mohri]

「2005年地球惑星関連合同大会で、従来とは異なる関東直下のプレート構造を提案」

[hizzz]

産総研