朝日新聞デジタル：消防団の無念アニメに - 福島 - 地域

東日本大震災５年 ふくしま 消防団の無念アニメに 「無念 浪江町消防団物語」から＝まち物語制作委員会提供 アフレコに臨む高野仁久さん（左）。「福島のおかげで東京には電気がある。恩返しをしたい」と俳優大地康雄さんも参加した＝福島市 ●原発事故で救助中止・・・浪江の実話描く／広島の市民団体など制作 浪江町民らが広島の市民団体の呼びかけで、５年前の東日本大震災当時を描いたアニメーションを制作した。タイトルは「無念 浪江町消防団物語」。励ましの言葉だけで震災は語れない。今なお、ぬぐいきれない怒りやあきらめを表現する。 物語は、原発事故に救助作業を阻まれた消防団の苦悩を描く。被災地の思いを全国に届けたいと広島の市民団体「まち物語制作委員会」の福本英伸さんらが中心となって制作した。 映像部分がほぼ完成した１月、浪江町の関係者に意見を聞く会が福島市内のホテルであった。 「原発や東電を擁護するような場面は