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アボカド始めました 松山のミカン農家が転作進める理由:朝日新聞デジタル
地球温暖化対策の新たな国際ルール「パリ協定」の承認案が衆院本会議で承認された。愛媛県内有数のミカ... 地球温暖化対策の新たな国際ルール「パリ協定」の承認案が衆院本会議で承認された。愛媛県内有数のミカンの産地・松山市では、温暖化対策の一つとして、より温暖な気候に適したアボカドの栽培に力を入れている。利用するのはミカンの耕作放棄地。農林水産省のホームページでも、地球温暖化適応策の主な事例として紹介されている。 市がアボカドに注目したきっかけは、ミカン農家の高齢化と増え続ける耕作放棄地の対策だった。中南米原産で温暖な気候を好むアボカドは、ミカンより栽培の手間が少なく、単価が高い。市内の島しょ部や沿岸部は冬でも暖かく、栽培に適すると見込んだ。 市は2009年、希望する農家にアボカドの苗を提供したが、最初は寒さや乾燥の影響で半数以上が枯れた。市は寒さ対策のために、わらを編んだコモを苗に巻いたり、風よけの囲いを作ったりと尽力した。 市はその後、比較的寒さに強いとされる品種「ピンカートン」を導入。農家に
2016/11/19 リンク