この項目では、主に日本の事例について説明しています。 その他の国や地域(#他国の例)の緊急通報用電話番号については「緊急通報用電話番号」をご覧ください。 その他については「119」をご覧ください。 119番[注釈 1](ひゃくじゅうきゅうばん)は、日本で火災を発見した時(火事)、急病人・怪我人を発見した時(救急)、事故や災害等で助けを必要とする時(救助)など、緊急時に消防へ助けを求める時に通報する電話番号である[注釈 2]。 概要[編集] 1890年(明治23年)12月16日、加入電話[注釈 3]交換事業を創業した逓信省は、日本初の電話番号119番を日本橋区の東京郵便電信局に指定した。消防組織を内包していた警視庁は数年遅れて加入電話に入り、その電話番号1430番が市民からの火災報知に用いられた。 1917年(大正6年)4月1日、逓信省は東京で火災報知用電話制度を導入した[1][2][3]。