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ボール球を大阪桐蔭仕込みのフルスイング 森友哉が祝砲:朝日新聞デジタル
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ボール球を大阪桐蔭仕込みのフルスイング 森友哉が祝砲:朝日新聞デジタル
「見逃したらボールだったと思います」。西武の森がお立ち台で苦笑した。 1点リードの四回。カウント3... 「見逃したらボールだったと思います」。西武の森がお立ち台で苦笑した。 1点リードの四回。カウント3―1からの5球目だ。ソフトバンクの先発バンデンハークが投じたのは、森が最も得意としている高めのボール球。チームで3番目に低い170センチの体をめいっぱい使って振り抜いた。「積極的にスイングした。反応できた」。右翼席中段への今季1号。第1打席の先制打に続く一振りが、結果的に決勝点となった。 代名詞のフルスイングは、大阪桐蔭高時代に培ったものだ。その母校は選抜高校大会で史上3校目の連覇。吉報を知って「勇気づけられた。自分も頑張ろうという気持ちになった」。 プロ5年目。毎年レギュラー定着を期待されながら苦しんだ。昨季は開幕前に左ひじを骨折。夏場に1軍に戻ったが、捕手での出場機会は遠かった。今春のキャンプでは連日、早出して捕球の練習を黙々とこなした。投手との会話も密にした。 この日も新外国人右腕のカス