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関東大震災を経験、112歳が死去 津波押し寄せるなか弟抱え逃げた:朝日新聞デジタル
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関東大震災を経験、112歳が死去 津波押し寄せるなか弟抱え逃げた:朝日新聞デジタル
【神奈川】1923年の関東大震災を経験した高嶋フジさんが23日に横浜市金沢区のグループホームで老衰のた... 【神奈川】1923年の関東大震災を経験した高嶋フジさんが23日に横浜市金沢区のグループホームで老衰のため亡くなっていたことがわかった。112歳だった。 1911(明治44)年8月15日生まれ。12歳のとき、当時暮らしていた逗子市の海岸近くで震災に遭った。大震災から100年を迎えた今年の6月、朝日新聞の取材に応じ、津波が押し寄せるなか2歳になる末の弟を抱えて高台にある寺まで逃げ、墓地で過ごした体験などを語り、「忘れろって言われたって忘れられない怖い思いをしました」と話していた。 高嶋さんのおい平井光義さん(66)は「本人は残せるものを話し、天寿を全うできたのではないかと身内として思う」と話した。(芳垣文子)