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主観と客観2、清原
それってのはつまり、「才能」を認め、「価値」を認め、優れたところを認め、その発揮する方向性を認め... それってのはつまり、「才能」を認め、「価値」を認め、優れたところを認め、その発揮する方向性を認めていくうちにどこに行きつくのか、その究極の一つが野球の清原さんだなと思うんですよね。確かにすごい、優れている、才能がある。それを存分に伸ばしたのもわかる。でもそれとその末路は(そういう言い方もよくはないかもしれませんが)じゃあ無関係だったのかといえば大いに関係があると言える。 誰も人間教育をしてこなかったのかってのはあの当時よく言われていたことなんじゃないかと思うんですよね。能力開発はしてきたし、ホームランをたくさん打って新しい歴史を作ったってのはあるんでしょうが。でもじゃあなぜああなったのかといえば、本人の主観性であり考え方であり、生き方、哲学。そうしたものを研ぎ澄ましてこなかったことに原因があるんじゃないかなと。