年末年始は「休業」が吉？ : 経済 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

年末年始の営業を見直す動きが広がっている。 休業日を増やし、社員にゆっくり過ごしてもらうことで、働き方改革につなげる狙いだ。深刻な人手不足も背景にあるが、百貨店の初売りなどかきいれ時の業界では売り上げ減に直結しかねず、対応に頭を悩ませている。 大和ハウス工業は、全国２４０か所の住宅展示場で、正月三が日の営業を取りやめることを決めた。「社員が家族や友人と過ごすことで働く意欲を高めてほしい」と、芳井敬一社長のトップダウンで決めたという。 住宅業界では、これまで三が日の営業が慣例化しており、大和ハウスも５０年以上前から、元日を除く１月２、３日は展示場を開けてきた。 来場者に福袋を配るサービスも好評だったが、２０１４年１月に都内の一部で三が日休業を取り入れてみると、成約にさほど影響がないことが判明。全国９９の営業所も休業し、約４０００人の従業員が休めるようにした。

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