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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (3)

  • 『シン・ゴジラ』を観てきた - 紙屋研究所

    以下、ネタバレあり。 『シン・ゴジラ』を一家でみる。 一言で言って、娯楽作品として大いに楽しんだ。 ゴジラが津波と原発を想起させる存在だと思いながらも、ゴジラによるドハデな破壊、ゴジラの制御不能ぶりに右往左往しつつアタックを繰り返す様子を、ワクワクしながら観たのである。ハリウッドのアクションを観る感覚に近い。 特に第4形態への変態を遂げたゴジラが巨神兵よろしく街を滅ぼし尽くすエネルギーを四方八方に放射し続けるシーンは、「ドキドキしてスカッとした」(小並感)。一瞬「あ、だいたいおさまったかな…?」的に安心しかけたところにゴジラのこの異例の攻撃。街が壊されまくるのに何もできない。「手の施しようがない」という感覚がぼくの中に起こり、(娯楽的な意味で)戦慄が走った。 唐突に白状するが、ぼくはテレビシリーズの『新世紀エヴァンゲリオン』の中で第拾話「マグマダイバー」と 第拾参話「使徒、侵入」が圧倒的に

    『シン・ゴジラ』を観てきた - 紙屋研究所
    fellows
    fellows 2016/08/19
    それ第二形態ね。
  • 秋☆枝『伊藤さん』 - 紙屋研究所

    『伊藤さん』はラブストーリーの短編集である。 『煩悩寺』とあわせて、この短編集のどれをぼくが気に入ったかを拾い上げていけば、ぼくがなぜ秋☆枝をいいなと思ったのかがおのずと見えてくるはずだ。 『伊藤さん』は表題作がまずよかった。全体の3分の1をしめる連作である。 タバコを吸うワイルドさがあり、仕事ができる感じの女性、伊藤さんが、失恋する。メガネをかけた髪の長い美人。そんでもって、イブの夜、男女二人っきりで残業ですよ。そういう弱いところにまるでつけこむかのように、誘いをかけたら伊藤さんはノッてくれるのである。 これがまず、いいと思った。 なんでこんな単純な筋書きがいいのかと我ながら思ったのだが、美人の先輩同僚がスルスルと落ちる=自分を受け入れてくれる、というストーリーに飢えていたんだろうと思う。 『煩悩寺』は、基、部屋で仕事をしているオタク趣味の人間に、酒飲みのワイルドな美人が向こうから飛び

    秋☆枝『伊藤さん』 - 紙屋研究所
    fellows
    fellows 2013/05/01
    紙屋氏、ひさびさにヌルッとした気持ち悪さを見せる。いい意味で!いい意味で!!!
  • 宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』 - 紙屋研究所

    ※ネタバレがありますので注意してください。 2011年12月5日付の「民医連新聞」のコーナー「この一冊を読んでみた」で宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』(祥伝社)を紹介した。 『うさぎドロップ』は、祖父の葬儀にいった30の独身男・ダイキチが、祖父の子であるというりんを引き取って育てる話である。6歳で引き取られたりんが高校生になってからのいわば「第二部」的な話が、5巻からはじまり、9巻で完結する。 「育ての親と結婚する」という結論への嫌悪 『うさぎドロップ』の結末が気持ち悪いというのがつれあいの感想である。つれあいは、このマンガについて常々この種の結論が出されることを「最悪」と評していた。なぜなら、りんが父親役であるダイキチのことを好きになってしまい、ダイキチも結局その気持ちを受け入れて結婚を約束してしまうからだ。 つれあいとの会話。 「りんは、一度家族をすべて失い、その後ダイキチに引き取られなが

    宇仁田ゆみ『うさぎドロップ』 - 紙屋研究所
    fellows
    fellows 2011/12/17
    さすが、きちんと読んでいる。テンションで走ってしまって全然読めてなかったなー。まあそれはそれで。
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