浮世絵師らが男女の性風俗を描いた「春画」を紹介するグラビア記事掲載を巡り、警視庁が8~9月、「週刊ポスト」(小学館)など週刊誌4誌に口頭指導していたことが、同庁幹部への取材で分かった。 ほかに指導を受けたのは「週刊現代」(講談社)、「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)、「週刊大衆」(双葉社)。4誌はそれぞれ東京都文京区の「永青文庫」で開催中の「春画展」の一部作品をカラーで紹介するなどしていた。 同庁幹部によると、春画そのものは違法となる「わいせつ図画」に当たらないが、別ページで女性のヌード写真を掲載したり、掲載作品の一部が露骨に男女の性器が見える内容だったりしたことから、「わいせつ性が強調される」として配慮を求めたという。
![「春画」掲載の週刊誌4誌、警視庁が口頭指導 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/21ce3ee1c3df1293cbebde2cdb69844b52038708/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.yomiuri.co.jp%2Fimg%2Fyol_icon.jpg)