携帯電話などの通信端末に挿入されているSIMカードには、持ち主が契約している大手通信会社(キャリア)や持ち主を特定する個別番号などが記録されている。 日本の大手キャリアが販売している端末は、その会社でしか使えないSIMカードが挿入された「SIMロック」状態になっており、このロックがない端末をSIMフリー端末という。 SIMフリー端末ならば、通信費が高い大手キャリアに縛られず、自由に通信費がより安価な通信会社を選ぶことができる。そこに商機を見いだし、急成長を遂げたベンチャー企業がプラスワン・マーケティングだ。 プラスワン・マーケティングは、2012年10月に設立。大手電機メーカーが携帯事業から撤退する中、格安SIMフリー携帯端末の販売によってスマホ市場に風穴を開けるべく、2013年10月にオリジナルスマホブランド「freetel」を発売。設立からわずか数年で急成長を遂げた。 「freetel