2. まだ着られる物は、たんすかクローゼットに戻すこのタイプの人には、「中間」という観念がありません。物事を白か黒で考えて、衣類も「着られる」か「着られない」かで分類します。着られるものは、たんすかクローゼットに戻し、着られないものは洗濯籠に入れます。天国か地獄しか存在せず、その中間点である煉獄は存在しません。このやり方の長所は、二者択一でシンプルなことです。 一方、短所はいろいろあります。たとえば、衣類の虫食い問題です。少しでも汗がついた服をクローゼットに入れると、虫が寄ってきます。衣類につく虫はいったんクローゼットにいついてしまうと、なかなか完全駆除はできません。ですから、私はこのやり方は支持しません。 2つ目の問題は、何度か着たシャツを完全に清潔なシャツと一緒にしまうと、どのシャツを何回着たかわからなくなることです。その人の基準で「汚くなった」ということがどうやってわかるのでしょうか