タグ

日本とfinalventに関するfujikumoのブックマーク (15)

  • 小沢一郎版夷陵之戦: 極東ブログ

    太平洋戦争が終わって12年後、あるいは日の切り離された土側を日と呼び直して主権を回復してからなら5年後の昭和32年に私は生まれた。戦後すぐに生まれた団塊世代からは一巡しているくらいの歳差もあり、私は彼らのように単純な反抗の世代とはならなかった。戦中世代と団塊世代の人たちの少なからぬ人たちは、GHQイデオロギーのままに、私の父の世代にあたる戦争世代の人びとを糾弾した。あなたたちが戦争を起こしたのだ、と。それでも戦争を選んだのだ、と。父の世代は沈黙した。反抗する世代に返す言葉は空しい。幼い私はその沈黙をじっと見ていた。年上の団塊世代も見ていた。そして平和とはなんだろうと考えた。 なにが無謀な戦争に駆り立てたのだろうか? 私は戦争に加わった人びと、あるいは結果的に荷担した人びとの思いも探った。そこで見えてきたものは、英霊であった。死霊である。そんなことをしたら、そんなことを言ったら英霊に申

    fujikumo
    fujikumo 2010/09/15
    すごいエントリ。戦争、戦後。英霊、死霊。死霊の声を聞くこと、などなど。小沢氏の金庫番だった、八尋護さんという方の名前を初めて知った。
  • ワシントン・ポスト社説に取り上げられた民主党藤田幸久氏の持論: 極東ブログ

    米国時間で8日付のワシントン・ポスト社説が日の民主党の参議院議員であり同院国際局長の藤田幸久氏の持論を取り上げていた。いちおう日の大手紙もそれなりに紹介したが、国内でそれほど話題にはなりそうな気配はない。同社説は、米国側の一部の勢力の怒りを表現しているのだろうと聞き流してもよさそうなエピソードにも思えるが、気になる点もあり、もしかすると今後に大きな影響もあるかもしれないので、関連の事柄をまとめておきたい。 朝日新聞ではワシントン・ポスト紙社説を「Wポスト紙、民主・藤田議員を酷評 同時多発テロ発言で」(参照)で次のように報道していた。 【ワシントン=伊藤宏】米紙ワシントン・ポストは8日付の社説で、民主党の藤田幸久国際局長(参院議員)が同紙に対し、2001年9月11日の米同時多発テロの犯人像に疑問を挟む発言などをしたとして「突拍子もなく、いい加減で、偽りがあり、まじめな議論に値しない」と酷

    fujikumo
    fujikumo 2010/03/10
    読んだ。悪質な陰謀論に対して、明解に反対の意思表示をしめしたい。
  • 日本国憲法の平和主義とオバマ米大統領の平和思想: 極東ブログ

    オバマ米大統領のノーベル平和賞授賞式演説について、日のマスコミでもブログの世界でもそれほど話題になっていない印象がある。私はダルフールのジェノサイドを「ジェノサイド」と明確に言明し、その犯罪責任を曖昧にしないこの演説に感銘を受けた。同時に、彼の平和思想の起源と、日国憲法の平和主義の類似性について関心を持った。思いが拡散してしまう前にメモ書きをしておきたい。 オバマ米大統領のノーベル平和賞授賞式演説だが、その主要テーマは何であろうか? この演説をオバマ米大統領の平和主義と呼んでよいだろうか? その前提となる平和主義とは何か? いろいろと曖昧な問題が複数立ち上がる。そもそも平和主義という概念が成立するのか? 成立すると見てよい。その場合、コアとなる概念は、暴力・武力放棄による紛争・対立の解決となるように思われる。 この時点でまた疑問が二点浮かぶ。武力の放棄は平和主義の質のなすものだろうか

    fujikumo
    fujikumo 2009/12/15
    <基本は、"Just war"理論では、倫理的な基準から戦争に「公正」が問われることだ。別の言い方をすれば、"Just war"の"Just"は、正義や大義というより、「公正」の概念であり、"Just war"とは、「公正なる戦争」ということ>
  • 中国・チベット・インドの国境問題とそれが日本に示唆すること: 極東ブログ

    鳩山政権の地球外的外交センスは米国を困惑させ、そして恐らく激怒させているようだが、必ずしも米国同盟のパワー構成上の対抗にある中国を利しているわけではない。恐らく中国もチンプンカンプンで困惑しているだろう。というのは中国が危険視する、「中国に一番憎まれている女性」にして「ウイグルの母」ことラビア・カーディルさんと、中国を分裂させるとして敬称の「ラマ」を付けずにダライとのみ呼び捨てされるダライ・ラマ14世が、やすやすと来日し、先週、東京の外国特派員協会で相次いで記者会見もした(期待された二人の会見はなかったようだ)が、これまでの自民党政権時代と比べると、中国はそれほど圧力をかけてこなかった。中国としても、真意も掴めず空気も読まない鳩山さんに明確なメッセージを出しても、いろいろとやっかいなことになるかもしれないと、想定せざるを得なかったのだろう。 いや、ダライ・ラマはこれまでも何度も来日している

    fujikumo
    fujikumo 2009/11/03
    日本版のニューズウィーク、意図的としか思えない訳抜け。すごい指摘。
  • 心配ご無用、ハトヤマはチャベスに遙かに及ばない: 極東ブログ

    著名な外交評論家の岡行夫氏が、鳩山民主党代表のニューヨーク・タイムズ紙寄稿を読んだ米人識者の言葉を、こう伝えていた。「ハトヤマはチャベス(ベネズエラ大統領。激烈な反米主義者)と全く変わらない」(参照)、と。そしてこう補足した(産経新聞「外交評論家・岡行夫 鳩山さん、よく考えてください(2009.9.1)」より)。 鳩山さんが傷つくこの英文を、なぜ誰もチェックしなかったのか。チャベスはともかく、この論文と同じようにアメリカ一極主義のおかげで世界が悪くなったとやったのは、プーチン・ロシア大統領(当時)、2007年2月のミュンヘン演説だ。欧米の猛反発をかったが、そのプーチンですらグローバリズムまでは批判しなかった。鳩山論文の内容は、むしろ、グローバリズム反対を叫んでG8サミット妨害を繰り返す欧米NGOの主張に近い。 心配ご無用、ハトヤマはチャベスに遙かに及ばない。 チャベス大統領の反米主義は

    fujikumo
    fujikumo 2009/09/05
    鳩山さんの言う友愛が、世界とどういうふうにずれているか、現状の世界ではどういうふうに機能してしまう可能性があるのか、について。良記事。
  • God Bless You, Mr. Aso, or Father in secret: 極東ブログ

    衆院選が終わった。事前にマスコミが想定したとおり民主党の地滑り的な圧勝となり、政権交代が実現する。自民党は大敗した。国民選択の結果である。それがもたらす成果も国民が享受していくことになる。日国憲法に書かれているように(そう書かれているのを知ってましたか?)、民主主義とはそのような制度だという以上はない。個人的には、二大政党による政権交代を目指し、自民党を割って出た小沢一郎氏を長期にわたり、それなりに共感をもって追ってきたので、達成の日を見ることには感慨がある。が、政治とは所詮妥協の産物であるとはいえ、ここまで大きなを国家を志向する政府の実現を素直に喜ぶこともむずかしい。 私は前回の小泉郵政選挙を支持した。いわゆる小泉改革も、それが小さな政府を志向している面において支持した。その後の自民党政権は、小さな政府志向から逸脱し、しかも年ごとに入れ替わる短期政権でもあり、期待感は失せた。麻生政権が

  • [書評]新しい労働社会―雇用システムの再構築へ(濱口桂一郎): 極東ブログ

    「新しい労働社会―雇用システムの再構築へ(濱口桂一郎)」(参照)の帯には「派遣切り、雇い止め、均等待遇 混迷する議論に一石を投じる」とあり、近年社会問題として問われる各種労働問題がテーマにされていることが伺える。こうした諸問題に私もそれなりに思案し戸惑っていたこともあり、何かヒントでも得られるとよいと思い、また岩波新書なら妥当なレベルの知的水準で書かれているだろうと読み始めみた。ところがヒントどころのではなく、ほとんど解法が書かれていた。 序章「問題の根源はどこにあるのか」からして目から鱗が落ちる思いがした。私は山七平氏が指摘していたように戦後日の会社は先祖返りをして江戸時代の幕藩体制の藩と同質になったと理解していたので、濱口氏が「日型雇用システムにおける雇用とは、職務ではなくてメンバーシップなのです」と指摘しても、それはそうだろうくらいに納得した。だが重要なのはそこではなかった。

    fujikumo
    fujikumo 2009/08/04
    <「正社員の利害を代表する労働組合しか存在しないところで、正社員と非正規労働者との間で賃金原資の再配分を行わなければならない点に、現代の日本の雇用システムが直面する最大の問題点が存在するのです」>
  • 「国策捜査」とか言われるが権力中枢のないシステムである日本に国策なんてないと思う: 極東ブログ

    小沢疑惑関連の素朴な感想。どうも私もよくわからないばっちりを受けるのだけど、私は「国策捜査」なんてものはないと思っている。理由は簡単で、国策なんてものが日に存在しないと考えるからだ。 もし日に国策なんてものがあるなら、まず国防の要である日米同盟をどうあるべきかきちんと論じて、国家間の契約でもある普天間飛行場の返還を進めるだろう。もともと沖縄の米軍基地は、土だけ占領下から抜け駆け的に「独立」したツケを沖縄に回したものだから、ここまで沖縄県民に負担を強いたツケを終え、筋に戻って、米海兵隊駐留なんてものが必要だというなら土に持ってくるものがスジでしょ。でも、国はそう考えてなくてなんとなくなんとか沖縄に押しつけたいと思っているし、左派もきちんと土に戻して下さいとはいえずに薔薇色な平和に酔っているのが現状で、そのうち国難が起きた時点でどうにかするくらいでしょ。国家の意志なんてこの国にはな

    fujikumo
    fujikumo 2009/03/18
    <小沢疑惑で起きているのは…国策ではなく、ただの検察の暴走だし、この暴走は今に始まったことではない>国家の意志のようなものがどこにあるのかはっきりしない、各システムは暴走すると。とても、とても同意。
  • 私のベースはインフレ世界かな - finalventの日記

    韓リフ先生⇒生まれたときから日はこんな感じで今さら不況だからどうとか言われてもよくわからない : 2009-02-14 - Economics Lovers Live 僕らのような高度経済成長期に幼少時代をすごした人間はいわば長期バブル(完全に形容としては間違っているが 笑)の「理念」とメディアがつくった成長期社会の「問題」「桎梏」のはてに、青少年から青年期には、低成長とグローバル化(70年代と80年代の国際化の庶民レベルの格差はかなりあると思う。僕が80年に最初に大人キッスしたの金髪の外国の女性だったし、そんなの70年代の自分には想像絶するグローバル化なわけで 爆)の「現実」は、やはりそれなりに大いなる??矛盾と桎梏を抱えていたといっても(いわなくても)いいだろう。簡単にいうと、デフレ世代ないしロス・ジェネ世代の感覚は、新奇なものとはいえない。僕らの世代にも馴染みがある感覚だといえる。

  • 詩篇とか - finalventの日記

    聖書に詩篇というのがある。 ⇒詩篇 - Wikipedia 『詩篇』(しへん、ヘブライ語:תהלים‎ Təhillīm, Psalm)は『詩編』とも書き、旧約聖書におさめられた150編の神への賛美の詩。日ハリストス正教会では『聖詠(経)』(せいえいけい)と呼ぶ。 ほとんどの詩が典礼に用いられた詩と神への感謝の詩に分類することができる。ユダヤ教では「テヒリーム」(賛美)と呼ぶ。ラテン語で詩篇を意味する『Psalmi』は七十人訳聖書における詩篇のギリシャ語タイトル『プサルモイ』(心を動かすもの、複数形)に由来する。ユダヤ教聖書の配列では「諸書」(ケスビーム)の1つ。 「詩」であるとも言えるし日や東アジア文化的な意味での「詩」かどうかは難しい。ポエムといったものではない。 詩篇はそれぞれが独立した祈祷文として用いられる。 というわけで、「祈り」に近い。 で。 神よ、わたしはあなたに呼ばわり

    詩篇とか - finalventの日記
  • [書評]小林秀雄の恵み(橋本治): 極東ブログ

    治は直感から質をさらっと言ってのける頭の良さをもった人で、その直感から言い切りまでのプロセスを文章にするため冗長な印象もあるが、出てきた表明はコピーライティングのようにわかりやすいし、白黒つけやすい明快さがある。小林秀雄も直感から表出のプロセスを迂回して語る癖があり、表出も短く刈り込まれているため「人生の鍛錬 小林秀雄の言葉」(参照)のように断片的に理解しやすいところがある。だがそんなものは無意味で、依然小林秀雄の文学の全体を読めばその表明は白黒つけがたく明晰さには迷路の複雑さがある。体力というのでもないのだが思念の持久力のようなものがないととても読み切れない。 思念の持久力というものがどのようなのかというのは、「極東ブログ: [書評]小林秀雄の流儀(山七平)」(参照)で触れた山の論考が参考になるだろう。小林がどれほど聖書を読み抜き、パウロを心に秘めていたか、そこを読み解くことの

    fujikumo
    fujikumo 2008/02/23
    <人は素直な心(やまとたましい)をもって人生の機微の情に触れ、それを日本語という歴史の言葉にそって整えていけば、近代世界にあっても、その内面において死後・永世の世界への展望が自然と確信の形になる>
  • 日本人はマイノリティか? - finalventの日記

    微妙。 べたなものを見るとあたりまえなんだけど。 日人があまり意識してない問題かもだけど、一つのかなりレギュレートされた母国語を一億人がしゃべっているなんて民族は、他にありませんぜ。 しかもその一億人がべたべたにメディアにプラグされてる。 英語の人口は大きいというのはあるけど、あれは基的に言語の人口っていうならコミュニケーション手段であって実際の帰属意識は州のマイカントリーっていうのか、理念としてのフィデラルってやつなので、ちょっと日人と日語とちとずれている。 中国語の人口も大きいし、これから英語っぽくなるかもだけど、基的に普通語っていうのは中国人とって外国語。 インドに至っては言語がもうもう。 ドイツ語、フランス語はまどうでもいいでしょっていうくらい。 スペイン語、ポルトガル人口も多いけど、けどみたいな。 話戻すと、日語人口っていうのはどうみても、それだけでやめてくれっていく

    日本人はマイノリティか? - finalventの日記
    fujikumo
    fujikumo 2007/02/21
    <日本人があまり意識してない問題かもだけど、一つのかなりレギュレートされた母国語を一億人がしゃべっているなんて民族は、他にありませんぜ。しかもその一億人がべたべたにメディアにプラグされてる。>
  • ぶくまより 日本語は<悪魔の言語>か?ってか。 - finalventの日記

    ⇒日語は<悪魔の言語>か?――個別言語の類型論の可能性 池上嘉彦先生も著名なんですがね。 ま、この話は、まじめくさった馬鹿話ですよ、ご注意あれ。 最後につけ加えておくべきことは、ここで日語について論じている傾向性はもちろん日語独自というようなものではないということである。それは人間の言語に見られる一つの可能な方向であり、他にもさまざまな程度で同様の方向を志向する言語は見出せるはずであるし、現にかなりな数の言語学者によってそのような趣旨の指摘がなされている。(17)逆に、他の言語にも見られるということによって、ここで日語について想定されている傾向性が決して恣意的なものではないことが示唆されていると考えることもできよう。 一言で言えば、与太話だよーんという種明かし。(日語の議論になってないじゃん)。 それと。 日語はそんな特殊な言語ではないですよ。文法構造は朝鮮語と同じ。 語彙がど

    ぶくまより 日本語は<悪魔の言語>か?ってか。 - finalventの日記
    fujikumo
    fujikumo 2006/07/04
    <日本語はそんな特殊な言語ではないですよ。文法構造は朝鮮語と同じ。語彙がどっからきたかよくわかんないということ。…これは、どうやら、ポリネシア系の言語は思ったより多様で、たまたま日本語が生き延びた>
  • 日本は性的なものがあふれているか - finalventの日記

    森有正的にいうと、そうではないのだろう。じゃ、あれは何? セクシーというのではなく、たぶん、欧米人には、incestuousと感じられるものだろうし、それは語気的なincestuousというより、homosexualなものだろう。甘い感じというか、土居健郎が定義した「甘え」に近い。この概念は、日社会では「甘ったれんじゃねー」の「甘え」と理解されているが、その理解は間違いで土居はきちんとフロイディアン的に定義している。 逆に言えば、日はセクシーではない。 ではセクシーとはなにかだが、森有正はそのベースにあるものをanguishと言った。彼はこれを狭隘感としても捉えていたと思う。個人が個人であることの傷の断面のひりつきのような感じだろう。あの感覚は日にはないし必要があるのかわからない。 むしろ世界が潤沢になるにつれ日的なincestuousな優しい世界になろうとしているというか、その反

    日本は性的なものがあふれているか - finalventの日記
  • 朝日社説 キトラ公開 白虎が語りかけるもの - finalventの日記

    こういう話を書いてくれると歴史好きの私としては嬉しい。さて、ツッコむか、と。 ちょうど日が朝鮮半島に出兵し、新羅(しらぎ)と唐の連合軍に敗れた「白村江(はくすきのえ)の戦い」(663年)の後にあたる。日書紀によると、戦後すぐから新羅との間で使節の行き来が頻繁に行われた。途絶えていた遣唐使も702年に復活した。 歴史学者で京都大名誉教授の上田正昭さんは言う。「白村江の戦いで日は国家存亡の危機に立ったが、外交交渉で切り抜けた。今よりよほど巧みだった」 文化財の活用とは、歴史に学び、現代に生かすことである。白虎の一片の絵は、東アジアのなかの古代日のありようを浮かび上がらせてくれる。 来たな小手先騙し。 「ちょうど日が朝鮮半島に出兵し」と、ビミョーにごまかそうとしているな、と。いろいろ詳細に見ると屁理屈も付くがざっくり見ればこれは百済の依頼だった(軍事同盟)。で、朝日の馬鹿たれ、わざとら

    朝日社説 キトラ公開 白虎が語りかけるもの - finalventの日記
    fujikumo
    fujikumo 2006/05/19
    <日本は唐に敗戦し、GHQ下に置かれたようになった。九州にはお目付役所なんかもできている。っていうか、壬申内乱が起きたのは唐の差し金でしょ、国際外交的なセンスがある人が日本古代史を見れば。>
  • 1