ブックマーク / www.buzzfeed.com (7)

  • 「病床を増やせ」では何も解決しない。第6波で非コロナの搬送困難が増えた理由

    調査した大東文化大学スポーツ・健康科学部健康科学科教授の中島一敏さんは「医療資源は限られており、流行が拡大すると困るのはコロナ対応だけではありません。市民もそれを理解して、流行を抑えるために協力してほしい」と話す。 BuzzFeed Japan Medicalは中島さんを取材した。 通常医療にも影響 救急搬送困難事例から見る医療逼迫の実態——「救急搬送困難事案」とはどういう事例を指すのですか? 救急車が現場到着後、医療機関への照会を4回以上行なっても、救急搬送先が30分以上見つからない場合を「救急搬送困難」として報告しています。 消防庁が公開しているデータで、コロナが始まる前からのデータがあります。コロナが流行し始めてからは、コロナかそうでないかが重要になってきたので、第4波の頃から内訳が出ています。 データを読む時に注意しなければならないのは、全地域をカバーしているわけではないことです。

    「病床を増やせ」では何も解決しない。第6波で非コロナの搬送困難が増えた理由
  • 五輪開催で感染爆発の可能性は?4度目の緊急事態宣言に効果はあるの?専門家の分析は…

    ーー現在の感染状況について、どのように分析していますか? リバウンドは始まってきていると思います。しかし、このリバウンドの波が今後大きくなっていくのかどうかはわかりません。 現在はリバウンドの兆候が見えていますが、これは緊急事態宣言が解除され重点措置へと移行し、感染対策が少し緩んだことによる影響かもしれません。 現在は人流が増えつつありますが、もしかすると、ある一定のラインに達したところで頭打ちになる可能性もあります 今後の推移については、現状では判断が難しい状況です。 ーー6月30日に公表された「6〜9月東京における流行プロジェクション」というシナリオ分析では、変異ウイルスの影響が小さく、人の流れがこれ以上増加せず、五輪の影響がなかったとしても7月中に1日の新規感染者数は1000人を超えると分析しています。しかし、これは、かなり楽観的ではないでしょうか?五輪がこのまま開催された場合にはど

    五輪開催で感染爆発の可能性は?4度目の緊急事態宣言に効果はあるの?専門家の分析は…
    fujitu
    fujitu 2021/07/05
  • 「これは僕から皆さんへの挑戦状です」夏の感染爆発は避けられないのか?専門家が願うこと

    厚労省のクラスター対策班のメンバーで京都大学准教授の古瀬祐気さんがまとめた、この夏のシナリオ分析。 複数のシナリオを用意した上で、変異ウイルスの影響が小さく、人の流れがこれ以上増加せず、五輪の影響がなかったとしても7月中に1日の新規感染者数は1000人を超えると予測している。 そこには緊急事態宣言を出さずに、感染拡大を防ぐシナリオは用意されていない。 「これは僕から皆さんへの挑戦状です」 専門家がシナリオ分析に込めた願いとは。 【前編】五輪開催で感染爆発の可能性は?4度目の緊急事態宣言に効果はあるの?専門家の分析は… 医療提供体制の負荷を減らすのは、感染者数1000人での緊急事態宣言 ーー今回のシナリオ分析は、ワクチン接種による影響も踏まえた数字となっています。ワクチン接種は進んでいますが、感染拡大を劇的にい止めるような影響はまだまだ期待できないと考えていいのでしょうか? 7月、8月の時

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    fujitu
    fujitu 2021/07/05
  • 「おもてなしどころか、国際的に恥をかく事態も」 医療崩壊も想定される東京五輪で考えておくべきこと

    BuzzFeed Japan Medicalは、京都大学大学院医学研究科教授の理論疫学者、西浦博さんに、五輪開催中に大流行が起きた時に日が失うもの、そして組織委員会の判断や政治家と専門家の役割についても聞いた。 ※インタビューは6月25日夜にZoomで行い、その時点での情報に基づいている。 おもてなしどころか、医療が提供できず恥をかく事態もーー東京も、今春の大阪のような医療崩壊が起きかねないということですが、海外からの訪問客の医療提供にも影響がありそうだと指摘していますね。 今回の流行でとても怖いことが2点あります。 1つは、オリンピックのリスク評価に政府が正面から対峙していないことです。もう1つは、感染者数が増加しても五輪が近づいたり、開催中だったりすれば緊急事態宣言をなかなか発出しないことが見込まれる、ということです。 流行対策の判断に遅れがある場合、東京都は、これまでの中で医療崩壊

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    fujitu
    fujitu 2021/07/05
  • 五輪開催中の東京で「命の選別」せざるを得ない事態も 西浦博さんが分析する医療崩壊のリスク

    BuzzFeed Japan Medicalは、京都大学大学院医学研究科教授の理論疫学者、西浦博さんに再びインタビューした。 ※インタビューは6月25日夜にZoomで行い、その後もやり取りして書いている。 デルタ株の感染力は1.95倍に上方修正ーー6月23日に開かれた厚生労働省のアドバイザリーボードで、デルタ株の感染力がもっと高いと上方修正されたのが気になっています。 今、分析しているデータは、国立感染症研究所で全感染者中の一部のウイルスの遺伝子配列を調べて国際的なデータベースに登録したものを使っています。 デルタ株の感染者が少ない時は揺らぎもあったのですが、最近、数も増えてきたので、より精度の高い分析ができるようになってきました。 前に出した予測では従来株の1.78倍高いとしていましたが、今回は約1.95倍という結果が出たのです。今後も継続的にアップデートして、数値が上下に変動しつつ評価

    五輪開催中の東京で「命の選別」せざるを得ない事態も 西浦博さんが分析する医療崩壊のリスク
    fujitu
    fujitu 2021/06/27
  • 「緩い対策だと4月半ばに3回めの緊急事態宣言」 8割おじさん、新シミュレーションでデータに基づいた政策決定を呼びかけ

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    「緩い対策だと4月半ばに3回めの緊急事態宣言」 8割おじさん、新シミュレーションでデータに基づいた政策決定を呼びかけ
  • 「日本は緩和のスピードが早過ぎた」データ分析の専門家が考える今回の流行の理由

    「日は緩和のスピードが早過ぎた」データ分析の専門家が考える今回の流行の理由第2波も終わらないまま、危機的な状況に近づきつつある今回の流行。何が原因だったのでしょうか? そして、二次感染を減らす4要素とは? 感染対策と経済との両立が叫ばれ続け、人の移動や飲を促すGo To事業が行われてきたが、感染対策を考える立場からはこうした政策をどう見ているのか。 今回の流行に至った原因をまず分析していただき、二次感染を防ぐ要素についても語っていただいた。 ※西浦さんの著書の刊行に合わせ出版社が主催したグループ取材の前半は参加媒体の事前質問のうち共通する質問に答え、後半は各社1問ずつの個別質問に回答する形で行われた。追加取材をした上で、読みやすいように構成を変えている。 「日は緩和のスピードが驚くほど早い」ーー医師向けの媒体「m3」でもGo Toトラベル事業が感染拡大に与えた影響について考察されてい

    「日本は緩和のスピードが早過ぎた」データ分析の専門家が考える今回の流行の理由
    fujitu
    fujitu 2020/11/27
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