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アニソンに関するgamekubeのブックマーク (5)

  • 『けいおん!』楽曲が音楽シーンにもたらしたもの サブスク解禁を機に改めて考える

    2009年放送開始のアニメ『けいおん!』の登場から10年近くが経とうとしている。この作品はいわゆるアニメ好き以外の一般層まで取り込み、CDチャートから動画投稿サイト、そして日中の楽器屋から軽音楽部まで巻き込んだ一大ムーブメントに膨れ上がった。この度、その関連楽曲がサブスクリプションサービスで解禁され、また注目を浴びようとしている(参考:Apple Music【はじめての『けいおん!』】)。ここでは今回解禁された楽曲の中から主要曲をピックアップしてその音楽性にフォーカスし、楽曲の持つ魅力から今回の”解禁”が持つ意義にまで踏み込みたい。 「Cagayake!GIRLS」 作詞:大森祥子 作曲:Tom-H@ck 編曲:Tom-H@ck 桜高軽音部『Cagayake!GIRLS』 物語の幕開けとなる最も重要な第1期のOPテーマ。トゲトゲしいギターとタムの激しい連打から、最初の歌詞〈Chattin

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  • 『けいおん!』楽曲が音楽シーンにもたらしたもの サブスク解禁を機に改めて考える

    『けいおん!』がもたらしたもの/もたらすもの 日で学生が「音楽をやろう」と考えた際、もっとも手軽に始められるのが吹奏楽部や軽音楽部への入部だ。なかでも学生たちの抱く漠然とした「音楽をやりたい」という気持ちをまず最初に汲み取るのが、ポップスであれば軽音楽部、という存在だからではないか。そうした空気の醸成を『けいおん!』は促した。 そして、『けいおん!』の音楽の特徴はその初期衝動的なみずみずしさにあるように思う。初めて自分で曲を作ったときの気恥ずかしさ、初めて楽器を持った時のワクワク感、初めてバンドで音を合わせた時の感動。そうした感動を持ち合わせた上記の曲たちは、技巧的になりすぎたアニソンに、あるいはJ-POPに、一石を投じる要素に他ならない。作り込まれた精巧な作品よりも時代はもっとプリミティブな感動を求めていたのだ。ゼロ年代の最後の年、決壊したダムから雪崩れた大量の水のようだったけいおん!

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  • アニメ『けいおん!』が与えた影響とは何だったのか 放送10周年を機に改めて考察

    『けいおん!』(TBS系)が放送された日のことを覚えている人は、いまどれくらいいるだろうか。この作品が放映されてから丸10年が経過した。今この時点から振り返ってみれば、日におけるアニメ作品(特に深夜帯)の受け取られ方や評価の変化によって、日のポップカルチャーシーンもまた幾分か変化したと言っていいだろう。 今回は数ある『けいおん!』楽曲のなかでも、目玉と言えようOP/ED6曲に絞ってレビューしつつ、作がどのような影響を今に残したのか? その一端を振り返ってみたい。 1.情報量過多のサウンドとその破壊力 平沢唯(CV:豊崎愛生) & 秋山澪(CV:日笠陽子) & 桜高軽音部 & 田井中律(CV:佐藤聡美) & 琴吹紬(CV:寿美菜子)『Don't say "lazy"』 『けいおん!』が多くの人に知られるきっかけとなったのは、アニメ編は言わずもがな、「Cagayake! GIRLS」「

    アニメ『けいおん!』が与えた影響とは何だったのか 放送10周年を機に改めて考察
  • 確固たるジャンル築いた“声優アーティスト”、その変遷と令和時代の注目株とは?

    ■声優ブームの先駆けとなった林原めぐみ、だが音楽業界では“偏見”も 声優の歌といえば、70年代半ばから『宇宙戦艦ヤマト』の麻上洋子、『Dr.スランプ アラレちゃん』の小山茉美らがレコードを出していたが、スポーツ選手などの歌と同じく、“企画もの”の位置づけだった。 声優で初めてレコード会社と専属契約し、継続的に音楽活動を行ったのが林原めぐみだ。1991年からコンスタントにリリースを続け、アルバム、シングルと声優ソロ初のTOP10入りを記録。歌唱力や表現力も評価されていたが、彼女のスタンスは「声優第一」。シングル曲は『スレイヤーズ』など自身が出演するアニメのテーマ曲が中心で、ライブは「声の仕事に支障が出る」とやらなかった。 しかし、結果的には林原の活躍が呼び水となり、90年代半ばには声優のCDリリースが一気に増えて、声優雑誌も相次ぎ創刊。元々は裏方だった声優自身が表に出て、ブームが生まれた。そ

    確固たるジャンル築いた“声優アーティスト”、その変遷と令和時代の注目株とは?
  • 定番曲は生まれにくい? 中国のアニソン事情 | アニメ ダ・ヴィンチ

    中国オタク事情を連載している百元です。第15回は中国オタク界隈において人気となっているアニソンなどの歌の事情に関して紹介させていただきます。 アニソンやボーカロイド曲などのオタク関係の歌は、中国でも日頃のオタク的な生活や商業、同人問わずイベントなどで欠かせないものとなっていますし、いわゆる「歌ってみた」的な動画サイト上における活動でも重要なものとなっています。 これらの歌は基的に日語の原曲そのままで聴いたり歌ったりされているようですが、アニソンの中には中国語版が存在するものもありますし、最近の歌でもファンを中心に歌詞を中国語にして楽しんでいるケースもあるようです。 しかし人気曲やその流行り廃りに関しては日と異なる中国独自の事情も存在します。特に人気に関する違いはアニメや漫画などの作品人気と比べて更に大きく、日寄りの感覚による選曲で展開された商業系、文化系のイベントにおいてファンの

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