日本人は生後14カ月までに日本語耳になっており、英語で子音の連続を聞く能力を失っている。英語のリスニングが苦手な人に諦めを提供しそうな理化学研究所とフランス国立科学研究センター(CNRS)の共同研究が話題になっている(マイコミジャーナル)。 なるほどと思った人も多いかも知れないが、この研究では『英語耳』を永続的に失っているとは主張していない。むしろ日本語育ちで英語運用能力が高い人も多く、既存の学習法でこの日本人の欠点は補うことができると考えた方が良いだろう。 では実際に、何をすればハンデキャップを乗り越えて英語運用能力をもてるのか。TOEIC500点未満・英検3級以下の英語力の人が理研CNRS研究に打ち負けないように、インターネットでの検索を駆使して、5つの英語学習ノウハウをまとめてみた。 1. 発声方法を覚える 多くの日本人は、英語のつづりの発声方法を知らない。例えば、簡単な単語でできた