[新潮]「『スーちゃん』三回忌でも『春一番』がカラオケで歌えない」 筆者は、キャンディーズのファンなので、彼女たちの楽曲はパソコンやiPhoneでよく聴いている。とはいえ、女性の歌をカラオケで歌う機会は少ないので、キャンディーズの楽曲の一部がカラオケ店で歌えないことに気づくことはなかった……。 週刊新潮によると、現在、キャンディーズの代表曲である「春一番」がカラオケ店で歌うことができない。理由は、同曲を「作詞・作曲した穂口雄右さんが昨年3月末、JASRACから退会し、『春一番』を自己管理にしたため」だ。 JASRACとは日本音楽著作権協会のことで、日本における音楽著作権を集中管理する組織である。まず、音楽の作り手がJASRACに「入会」する。そして、作り手の楽曲を利用する第三者から、作り手を代行して著作権使用料を徴収するのがJASRACの仕事となる。 このJASRACについては、文科省の天