Published 2024/05/25 07:13 (JST) Updated 2024/05/25 07:14 (JST) 【ストレーザ共同】日米欧の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は24日、イタリア北部ストレーザで本格討議を行った。世界経済などがテーマとなり、中国企業の過剰生産を巡る問題で懸念する声が相次いだ。会議では経済の分断リスクや、ウクライナに侵攻するロシアへの制裁や人工知能(AI)の活用方法も議論。25日に共同声明を採択し閉幕する。 日本からは鈴木俊一財務相と植田和男日銀総裁が出席している。財務省の神田真人財務官は24日の会議後に記者団の取材に応じ、中国の過剰生産問題に「多くの国が世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念を表明した」と説明。外国為替市場での円安進行について「過度な変動があれば適切な行動を取ることに尽きる」と述べた。 中国企業の過剰生産を問題視する米国は中国製