【読売新聞】 【ニューヨーク=金子靖志】国連安全保障理事会は20日、ロシアによる侵略が続くウクライナ情勢に関する会合を開いた。ロシアが安保理決議に違反して北朝鮮から弾道ミサイルを入手し、ウクライナへの攻撃で使用したとして日米韓などか
リトビシコ・タラス・ニコライエビッチ(65)、マカロフ・アレクサンドル・レオニドビッチ(67)、メランチェコ・アレクサンドル・ケナジエビッチ(70)――。2017年当時、北朝鮮の秘密警察、国家保衛省に務めていた脱北者が「北朝鮮で働くウクライナ人科学者」だと明かした人々の名簿だ。名簿は計9人にのぼった。 別の元北朝鮮外交官だった脱北者によれば、北朝鮮は1991年12月のソ連崩壊で職を失ったウクライナやロシアなど旧ソ連の科学者約50人を雇った。核とミサイル開発が目的だった。金正日総書記が指示し、「北朝鮮に来てくれれば、米国に行く場合の2倍の給料を保証する」という条件で個別にスカウトした。 科学者らには、首都平壌の北朝鮮エリート層が住む中区域にある栄光駅そばと、金日成主席が生まれた「聖地」がある万景台区域に、それぞれ新築の高級アパートをあてがわれた。こうした人々の一部は死亡し、一部は本国に戻った
【ソウル聯合ニュース】英国の研究機関「紛争兵器研究所(CAR)」は24日までに公表した報告書で、ウクライナに着弾した弾道ミサイルを分析した結果、部品にハングルが記載されており、北朝鮮製と推定されると明らかにした。 ロシアが今月2日、ウクライナのハルキウに発射した弾道ミサイルの残骸を分析した。 研究所はハングル表記以外にもミサイル残骸のロケットモーターやジェット翼、ボルトの締め付け方などを北朝鮮の短距離弾道ミサイル「KN23」や「KN24」の写真と比較・分析し、類似点を見つけたとして、ハルキウに着弾したミサイルは北朝鮮製のKN23かKN24であると推定した。 研究所は分析結果について、「ウクライナで北朝鮮のミサイルが使用されたことを明白に示す」として、「ロシアのこの(北朝鮮製)兵器の使用は(大量破壊兵器の)不拡散体制を阻害する代価を支払ってでもウクライナ戦争を続ける意図を示す」と指摘した。
ウクライナのマリウスカ司法相は3月「囚人や受刑者を動員する法案を提出する」と言及、最高議会は有罪判決者の自発的な動員に関する法案を8日に可決、ゼレンスキー大統領も17日に署名したため、ロシアと同じように刑務所からの動員が開始される。 参考:Зеленський підписав закон про добровільну мобілізацію засуджених 参考:Nearly 5 thousand prisoners agree to go to war in exchange for release – Ukraine’s Ministry of Justice 参考:Zelensky signs law allowing some convicts to serve in military 批判してきた刑務所からの囚人動員に手を付ける姿はウクライナのイメージ戦略や政治的に大き
ゼレンスキー大統領は17日の会見の中「この数年の戦争で初めて全旅団から『砲弾がない』と不満を言われなくなった」と述べて砲弾不足の解消を示唆したが、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「この発言は前線にいた軍人のほぼ全員を唖然とさせた」と述べている。 参考:Russian offensive in Kharkiv region could be only first wave of attacks – Zelenskyy 参考:Zelenskyy reveals when Ukraine to receive F-16 jets 参考:Зеленский заявил о перспективах нового контрнаступления ВСУ и назвал условие 前線の実情を知らない最高司令官は側近の間違った助言を口にした ゼレンスキー大統領はジャーナリストとの
ウクライナの首都キーウの大統領府で、AFPのインタビューに応じるウォロディミル・ゼレンスキー大統領(2024年5月17日撮影)。(c)Roman PILIPEY / AFP 【5月18日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は17日、AFPのインタビューで、中国やグローバルサウス(新興・開発途上国)の国々に対し、来月半ばにスイスで開かれるウクライナ和平案に関する「世界平和サミット」に参加するよう呼び掛けた。 平和サミットはスイス政府が主催すると発表しているが、ロシアは不参加を表明している。 中国は事前に「多くの作業」を行う必要があると主張しており、参加は不透明となっている。 ゼレンスキー氏は、中国の指導部は「この戦争でのロシアの敗北は米国の勝利だ」と考えているとの認識を示した上で、「(ロシアの敗北は)西側にとっての勝利となるが、中国
3昨年、大統領選挙への立候補を阻止されたエカテリーナ・セルゲーブナ・ドゥンツォワさん(41)は、5月1日の新党「ラススベート」の設立大会を開いた。 立ち上げまでにも、当局の圧力や嫌がらせ、資金難など様々な苦難に直面している。 政権側が神経をとがらせるのは、この政党が「反戦世論」の受け皿になるということに加え、じつは、20年以上にわたりプーチン大統領が築いてきた中央集権体制の“弱点”を見据えた活動でもあるからだ。 (ANN取材団) ■度重なる集会の妨害ーー弾圧される理由 大統領選挙への出馬を阻止されたドゥンツォワさんは、政党の結成を目指して政治活動を続けていた。 もちろんこうした試みは、当局からの厳しい弾圧にさらされていて、簡単ではない。
T-14やT-90の姿はどこに? 自走砲も装軌式の歩兵戦闘車もなし ロシアは2024年5月9日、首都モスクワの「赤の広場」において、プーチン大統領以下、政府や軍の要人が参列して、第2次世界大戦の対ドイツ戦勝を記念した軍事パレードを実施しました。 拡大画像 2024年5月9日に行われた対独戦勝記念式典で唯一の戦車として行進したT-34-85。現用戦車ではない(画像:ロシア外務省)。 ウクライナと戦闘中の同国は、戦車を始めとした各種装甲戦闘車両を大量に損耗しているといわれていたことから、今回の戦勝記念パレードでは、どのような戦闘車両をパレードに出すのか、その動向が注目されていましたが、今回のパレードでは戦車については冒頭に保存車両のT-34-85を1両出しただけで、最新型と言われるT-14はもちろん、現用のT-72やT-90も一切出ない寂しいものでした。 ロシアメディアによると、パレードにはウ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
ウクライナ軍に3万機以上のドローンを供給してきた軍事援助ボランティア(Come Back Alive)は「米国の小型ドローンは未成熟だ」と明かし、Wall Street Journalは「ウクライナで米国製ドローンが存在感を失っているは当局の規制に原因がある」と報じた。 参考:How American Drones Failed to Turn the Tide in Ukraine 戦いの優劣は左右するのはシステムのスペックではなく適応へのスピードAIを搭載した小型ドローン開発に挑戦しているスタートアップ企業らは「伝統的な大手企業が製造する軍事用ドローン」ではなく、早く安く供給できる商用ドローンの開発に照準を合わせており、米国を拠点とするドーロン関連企業(約300社)にも過去2年間で25億ドルの資金がベンチャーキャピタルから流れ込んでいるものの、ウクライナ当局は「米国製ドローンは壊れやす
ニューデリー(CNN) 3月下旬の日曜日、人々が箱を開けた。インドを発ってロシアに向かったアスファン・モハメドさん(31)との4カ月ぶりの再会だった。 アスファンさんは出国時よりも身なりが整っていた。家族と友人に見送られた時のカジュアルな服装ではなく、黒いスーツに白いシャツ、ネクタイと靴を着ていた。 だがイスラム教の教えにしたがって埋葬しなければならない。遺体を整えるため、こぎれいな衣類が脱がされた。 その時、イムラン・モハマドさん(41)の目に飛び込んできたのは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領によるウクライナでの戦争で、ロシア軍の部隊で戦っていた弟の身に起きた惨状だった。 「背中の肩から脇腹、腰のほうにかけて、穴が見えた」とイムランさんはCNNに語った。 「ドローン(無人機)の攻撃によってできた穴が6~7個あった。弟の体はずたずただった。内臓も損傷を受けていた。歯が2本折れていた」
1933年、ヒトラーに取材した経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズ(ジェームズ)には、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れるなか、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くために単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目をかいくぐり、すべての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。やがて凍てつくウクライナの地を踏んだジョーンズが目の当たりにしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった…。 news.yahoo.co.jp ソビエト連邦がひた隠しにした歴史の闇を照らし出す衝撃作!『赤い闇』予告編 この作品を昨日知ることができたのは、はてなブログのアクセス分析機能のおかげである。 自分でも書いたことをすっかり忘れていた15年前の記事に来訪者が多かったのだ。 「ソ連礼賛記者からピュリッツァー賞剥奪を」ウクライナ人団体が要求
ロシアは、占拠を続けるウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所の関連施設が、3日連続でウクライナ軍の無人機による攻撃を受けたと発表し、これに対しウクライナはロシアによる自作自演だと反発しています。IAEA=国際原子力機関の理事会は、両国の要請を受けて、今月11日に緊急の会合を開くことを決めました。 ロシアは、占拠を続けるウクライナ南部のザポリージャ原発のSNSを通じて、9日、原発の訓練施設にウクライナ軍の無人機による攻撃があり、屋根に衝突したものの、けが人はなかったとしています。 ロシアは、ザポリージャ原発には7日と8日にもウクライナ軍の攻撃があったと発表しています。 ロシア側は3日連続で攻撃を受けたと主張し、ラブロフ外相は「ウクライナによる新たなテロ攻撃だ」と述べるなど、非難しています。 これに対してウクライナ国防省の情報総局の報道官は、メディアに対し「ロシアはウクライナによる攻撃だと見
2024年3月18日、ロシアによるクリミア半島の「併合」から10年が過ぎました。この10年間にクリミア半島とその周辺で起こってきたことを考えると暗澹たる気持ちしか浮かびません。国際社会の平和と安定、地域住民の幸福に少しでもつながる未来があることを祈るのみです。 10年前、クリミア情勢をめぐってクリミア・ハン国とクリミア・タタールという存在が日本語の言説空間で認知される中で、かつて無謀にもクリミア・ハン国史を専攻しようとした大学院生であった私は、日本語でクリミア・ハン国について書かれた資料がほとんどなく、イメージのみで語られていることに失望を感じていました。幸いにもTwitterなどでクリミア・ハン国史の話題を振ると、その実像についてそこそこ関心を持ってくれる人がいるようでした。そこで突如思い立ち、1か月ほどの短期間で一気に書き上げた原稿が『クリミア・ハン国 歴史・国家・社会』と題した小史で
【ローザンヌ(スイス)共同】国際オリンピック委員会(IOC)は19日、スイスのローザンヌで理事会を開き、7月26日にセーヌ川で行われるパリ五輪の開会式でロシアとベラルーシの選手に船による入場行進を認めないことを決めた。ウクライナ侵攻に伴い、両国選手は積極的に侵攻を支持しないなどの諸条件を満たした場合のみ、個人の中立選手(AIN)として出場できる。 IOCは、1992年バルセロナ五輪でも国連の制裁下にあったユーゴスラビアに同様の措置を講じたと指摘。開会式で船上パレード以外への参加は容認し、閉会式については今後検討するとした。 AINの獲得メダル数を国・地域別のランキングに反映しないことも決定。表彰式では淡い緑色を基調として中央に「AIN」と記した旗を掲揚し、独自に制作した歌詞のない曲を流す。ロシアは12人、ベラルーシは7人が既に出場権を獲得し、それぞれ36人と22人に増える見通しも示した。
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