敷地内での喫煙が禁じられている神奈川県立高校でたばこを吸っていたなどとして、県教育委員会が横浜立野高校の清野史康校長(60)=3月31日で退職=と事務長の男性(58)を厳重注意したことがわかった。3月29日付。資材置き場で喫煙していたといい、清野校長は「敷地外での喫煙は生徒の目につきやすい。敷地内の目に付かない場所なら大丈夫と考えてしまった」と釈明したという。 県教委によると、2人は2014年4月から敷地内に建てられた資材置き場でたばこを吸っていた。昨年6月に周辺住民から「敷地外でたばこを吸っている先生の煙が気になる」という申し入れがあり、資材置き場での喫煙も控えるようになったという。 県教委は喫煙防止教育の推進のため、04年4月から県立学校の施設内を、09年1月からは敷地内全体を禁煙にしている。 事務長はほかに、時間外手当のパソコン入力に違反があり、同窓会費で購入した備品を寄付として記録