11日午後、ミヤマキリシマの群落で知られる大分県のくじゅう連山の立中山で、登山者のガスバーナーの火から山火事が発生し、山頂付近のおよそ1万平方メートルを焼きました。 この火事によるけが人はいないということです。 11日昼すぎ、大分県竹田市久住町の立中山で「山頂付近が燃えている」と、登山者から消防に通報がありました。 消防がヘリコプターで消火にあたり、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、山頂付近のおよそ1万平方メートルが焼けました。 この火事によるけが人はいませんでした。 立中山とその周辺は、5月下旬から6月中旬には、ミヤマキリシマで山がピンク色に染まり登山者に人気ですが、NHKのヘリコプターからの映像では、登山道脇の山の斜面のミヤマキリシマとみられる群落も、一面黒く焼けているのが確認できました。 消防によりますと、50代と60代の夫婦の登山者が、山頂付近で食事を作るために使用したガ