・人はみな、自分が死ぬことを知りながら生きているからです。いつか必ず死ぬとわかっていながら生き続けるには、「自分には生きている意味がある」という自己肯定感や、「自分は生きる価値のある存在だ」という自尊心感情が必要で、それがないと人は生きていけないのです。 ・ネガティブなことに目を向けるよりも、ポジティブなことに目を向けた方が生きやすいため、注意力や記憶力という「限られた資源」を、ポジティブなことに当てるようになるのです。 ・短期記憶は、大部分が失われます。海馬に貯蔵されている間に、繰り返し思い出されることで強化されたり、別の事柄と関連づけられ一塊にされたりした記憶だけが、脳のそれぞれの場所に送られ、長期記憶として保存されるのです。 ・心理学では、自分の欲求や願望に沿うようにまわりの世界を変えようとすることを「一次コントロール」、現実の世界に合うように自分の内面を変えることを「二次コントロー