OKRにはチーム内外でのやりたいこと、自己実現のためにやりたいことが盛り込まれるため、上司はその人とチームの中の一員というよりは個人として向き合うことが必要になります。 もちろん個人のOKRは組織全体のミッションにも紐づくので、自由に決められても、自分勝手にというわけにはいきません。上司は部下の所属チームや経験レベルに応じて、ボトムアップされたものをきちんとファシリテートしていきます。 OKRは指標を定めた後も、目指すゴールは適当か、今のレベルで到達できるのかと、上司と部下でコミュニケーションを重ねながら、調整していきます。まずは自分の意思で動き、実際にでてきた周りの反応に対して、ゴールを再設定する、いわば「学習主義」。そんな調整を前提とした目標設定なのです。 しかし、常に達成可能なミッションばかりをこなしていたら学習できません。そのため「あなたはここまでできるはず」と、自分の今のレベルの