【読売新聞】 文化庁は来年度から、日本漫画の原画やアニメのセル画の収集に乗り出す。日本の漫画やアニメの国際的な人気の高まりに伴い、原画やセル画は高額で取引されるなど、「作品」としての価値が高まっているためだ。保存や活用の方法を検討し
歴史的に黒人奴隷がいなかった日本で、黒人はどう描かれてきたのか? 日本の大衆文化に詳しい仏紙「ル・モンド」記者がマンガの黒人キャラクターに着目し、その変遷をたどる。 日本のマンガが世界で西洋のコミックと同じように読まれるようになってから数十年。マンガの読者が世界各地で増えたのに応じて、マンガの登場人物も世界各地に出自を持つようになった。 『ONE PIECE』や『NARUTO─ナルト─』、『ジョジョの奇妙な冒険』など近年の人気作品を見ればわかるが、黒人の登場人物が物語の中心に位置することも珍しくない。こうした黒人キャラクターは適切に描かれている場合がほとんどだが、過去には、非常に侮辱的な絵、ときには人種差別的な絵があったことも事実だ。 日本のマンガのなかで、民族の描かれ方はどう変わってきたのだろうか。それを理解するためにはまず、日本が外国とどんな関係を築いてきたのかという歴史を知る必要があ
人気マンガ『ゴールデンカムイ』が最終章をむかえている。明治末期の北海道・樺太を舞台にした、金塊をめぐるサバイバル・バトル漫画として有名な本作だが、丁寧な調査にもとづいて描かれた北方の人々の生活も大きな魅力のひとつである。 今回は、大阪・国立民族学博物館(みんぱく)の研究者で、狩猟とビーズを専門に研究されている池谷和信さんに、アイヌ文化の中でも特にアクセサリーやビーズなどの「装身具」についてお聞きした。 池谷和信 民博・人類文明誌研究部・教授 日本のマタギからアフリカ・極北・アマゾンのハンターまで、世界中の狩猟に参与してきました。近年は、世界各地のビーズをとおして人にとって美しさとは何かに関心があります。 研究よりゴールデンカムイの方がおもしろい ーー今回は『ゴールデンカムイ』についてお聞きしたいのですが、池谷さんは『ゴールデンカムイ』を読まれたことがありますか? 27巻まで読みました。研究
私はアメリカでマンガ家として「Biker Girl」や「Rock and Roll Love」など4冊を出版し、ヨーロッパでも「Peach de Punch!」を連載していました。そんな話をすると「すごいね!売れっ子だね!」なんて言われることもありますが、実際は、アメリカと日本ではマンガ家のイメージは大きく異なり、活動内容も結構違います。 もともとマンガ家になる予定なんてまるでなかった私が、初めて日本のマンガと出会ったのは2003年のこと。この頃、2つの日本アニメがアメリカで爆発的な人気を得ていました。それは、「ドラゴンボールZ(海外ではZを語尾に付けます)」と「セーラームーン」。英訳されたこの2作品は子供たちから10代の男女に広がっていき、日本のマンガ文化をアメリカに知らしめるきっかけとなりました。 ド田舎の街で日本のマンガが大ウケ そのころ私は、中西部ウィスコンシン州のマディソンという
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