はじめに Interface 2018年10月号の「IT農耕実験」特集を見て,庭の苔の水やりに使えないかと調べはじめ,こつこつ2ヶ月ほど週末作業を続けて無事完成したので紹介します. 「本格」と謳うにあたり,次のようような方針を立てました. 10年程度の安定稼働 せっかく作るので,家のインフラとして安心して10年間程度安定稼働させることを目指します. フェールセーフ 長期稼働にはトラブルが予想されるので,そういった場合にも問題が大きくならないように部品選定を行います. 簡単操作 家族でも簡単に使えるよう,スマホから操作できるようにします.特定の時間に自動的に水やりする機能も付けます. システム構成を以下に示します. Raspberry Pi に Web サーバを立て,スマートフォンから制御を受け付けます. Raspberry Pi はそれを受けて電磁弁の制御を行います. 水量はセンサでモニタ
![Raspberry Pi による「本格」水やりシステム (ハード編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/912cdf976fc5c5ad69d6eda53aededea310cbe39/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Frabbit-note.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F12%2FEOS5D4_2018_12_23_0003.jpg)