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  • 振り子の等時性?

    [2018-07-01] 以下を最初に書いたのは2016-06-03であるが,わかりにくかったので,文科省の資料の話と数学の説明とを逆にした。 文科省サイトの小学校理科の観察,実験の手引き詳細にある小学校理科の観察,実験の手引き 第5学年A(2) 振り子の運動というPDFファイルには次のように書かれている(強調は奥村による)。 ここでは,糸におもりをつるして,おもりの1往復する時間を,おもりの重さ,糸の長さ,振れ幅を変えながら測定し,糸につるしたおもりの1往復する時間はおもりの重さや振れ幅によっては変わらないが,糸の長さによって変わることをとらえるようにする。おもりの重さが,おもりが1往復する時間を変化させる要因になるかを調べるためには,糸の長さや振れ幅を一定にして,おもりの重さだけを変えて調べるようにする。このように,変える条件と変えない条件について,条件を制御しながら計画的に実験できる

    hyuki
    hyuki 2016/06/04
    振り子の等時性は振れ幅が大きいときには成り立たないので実験時には注意しましょう、とのこと。
  • 空集合の記号 | Okumura's Blog

    @munepixyz さんが「空集合を \emptyset ではなく、「\phi」と入力してくるTeX原稿が結構ある。なんでやろう? #TeX」とつぶやいておられたので,ちょっと調べてみた。 まず,Unicodeの ∅ (EMPTY SET, U+2205) は,多くのフォントでは円+斜め45度の線の字形だが,ゼロ+斜線の字形もある。 TeX以前のをいくつか調べてみた。 『岩波数学辞典』第3版はϕ(ファイ)に近い字形:

    hyuki
    hyuki 2015/03/29
  • 『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』 | Okumura's Blog

    数学で犯罪を解決する』 で参照した 大川法律事務所ー主張・コリンズ裁判と訴追者の誤謬 のネタとして挙げてあったゲルト・ギーゲレンツァー『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』(吉田利子訳,早川書房,2003年)がたまたま県立図書館にあったので,借りてきた。 邦訳はちょっと品のない題名になってしまっているが,とてもまじめな内容ので,innumeracy(邦訳では「数字オンチ」)が大きな社会的損失を生じていることへの危機感を持って書かれている。今まで読んだこの手のの中では最高である。訳文はよくこなれているし,訳語も正確である。強いて言えば,false positive の訳は「偽陽性」で正しいのだが素人はツベルクリンの「擬陽性」と混乱しないかちょっと心配である(よく読めばちゃんと説明してあるが)。 著者の提案は以下のように要約できそうである。例えば「40歳の女性が乳がんである確率は1%

    hyuki
    hyuki 2009/09/17
    自然頻度で説明すると誤解が起きにくい。おもしろいなあ。
  • URI変えるな,ページ消すな | Okumura's Blog

    探し物をしていて古いリンクをたどったら 総務省|ご案内ページ -掲載期間が終了しています- というページにリダイレクトされてしまった。総務省サイトの掲載期間は原則3年で,パンフレットなどは最新版以外は消しているという。国の貴重な資料は永久保存でいいと思うのだが,なぜ消すのだろう? Webの開祖Tim Berners-Leeは1998年に Cool URIs don't change(神崎さんの訳:クールなURIは変わらない)を書いて,URI(URL)が永続すべきことを説いている。もう10年以上も前のページだが,サイト管理者はぜひ読んでほしい。ここに書いてあるように,何十年も永続させるためにはいろいろな工夫が必要だ。例えば拡張子はその時点での技術を反映する。hoge.html は hoge.cgi や hoge.php や hoge.rb になるかもしれない。そのため,W3Cサイトへの正式な

    hyuki
    hyuki 2009/08/19
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