滋賀県の MIHO MUSEUM〔ミホミュージアム〕というところで「国宝 窯変天目と破草鞋」〔ようへんてんもくとはそうあい〕という特別展をやっているので、実家の身内を伴って行ってきた。 身内は「開運!なんでも鑑定団」という TV番組が大好きなのだ。曜変天目茶碗というと、まさにその番組の鑑定をめぐってちょっとした騒ぎがあったが、そういうことを気にするタイプではない。 私自身は、骨董というものの値打ちが全くわからない。だが日本に現存する国宝指定の曜変天目茶碗三点すべてが、ほぼ同時期に公開されるというニュースは覚えていた。 digital.asahi.com 先陣を切って公開される MIHO MUSEUM はカーナビで調べると、中京圏から高速道路を使えば2時間ほどで行けるようだ。 さらに調べると、目下「反児童虐待・書籍寄贈の旅」と銘打って目的地に設定している都道府県立図書館のうち、滋賀県立図書館