ユダヤ人の少女アンネ・フランクがナチスの強制収容所に送られる前の日記が、未完成の原稿により近い形の新版として11日に出版される。写真は2010年4月28日、アムステルダムの博物館「アンネ・フランクの家」で撮影した日記(2019年 ロイター/Cris Toala Olivares) [ベルリン 10日 ロイター] - ユダヤ人の少女アンネ・フランクがナチスの強制収容所に送られる前の日記が、未完成の原稿により近い形の新版として11日に出版される。 アンネは第二次大戦中、ナチスの迫害を逃れてオランダのアムステルダムの隠れ家で家族とともに暮らしていたが、1944年に見つかり、45年にベルゲン・ベルゼン強制収容所で死去した。15歳だった。 日記の初版はアンネの死去から2年後に出版され、75年を経た現在も世界で読まれている。 ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の生存者で、フランク一家を知るロ