ソウルにある戦争記念館は10日、12日から予定していた日本の人気漫画「ワンピース」の特別展を中止すると発表した。原作に「旭日旗(きょくじつき)を思わせるイメージ」が数回登場するためで、日本の植民地支配を伝える記念館としてはふさわしくないと判断したという。 韓国では旭日旗は「日本の軍国主義の象徴」とする見方が根強い。戦争記念館によると、ワンピースはすでに韓国国内で放送されており、展示内容にも問題はないと判断し、会場の貸し出しを認めた。しかし、原作に日本の旭日旗が登場するとの指摘を受け、「展示内容には含まれないが、原作の一部に旭日旗を思わせるイメージが数回登場する」と確認。戦争記念館は一部国費で運営されている「公共機関」で、やむを得ず中止することにしたという。 ワンピースは韓国でも人気アニメの一つ。今回は大型のフィギュアなどでワンピースの世界を再現。関連資料の展示のほか、オリジナルグッズの販売
朝鮮半島担当のhyangです。 日本で人気の漫画『進撃の巨人』が現在、韓国でも大ブームでちょっとした社会現象になっています。 講談社のエントリーホールに展示された巨人のバルーン模型 韓国では単行本が10巻まで発行されていますが、今年4月にテレビでアニメが放送されてからは二ヶ月で累積約870万部も売れており、ポータルサイトの検索ワードでもたびたび上位にランクインしています。 そんななか、多くの韓国メディアが『進撃の巨人』現象について分析する記事を掲載しています。なかでも興味深いのが週刊誌「週刊東亜」の「漫画『進撃の巨人』を読めば日本の行方がわかる?」というタイトルの記事でした。 『進撃の巨人』について書かれた韓国の週刊誌。「週刊東亜」(左)と「時事IN」(右) 注目すべきは、この作品の背景がいまの日本の姿と重なる部分が多いという点だ。安倍内閣誕生という政界の右傾化と、いわゆる「普
麻生太郎元首相が2009年、漫画などを振興するために設立の準備をすすめた「国立メディア芸術総合センター(仮称)」。同施設は、「国営マンガ喫茶」だと揶揄され、構想のまま日の目をみることは無かった。しかし今、隣の韓国では漫画振興のための巨大施設がつくられ、国を挙げて漫画産業に取り組んでいることをご存知だろうか。世界的に評価の高い「クールジャパン」の代表であるとも言える「漫画」は、これからどうなっていくのか――韓国の漫画事情を知るため、現地を訪れてみた。 ■ アジア最大規模の漫画施設・韓国マンファ映像振興院「KOMACON」 京畿道(キョンギド)の富川市(プチョン)にある韓国マンファ映像振興院「KOMACON」は、2009年に韓国政府により「マンファ」と呼ばれる韓国の漫画の国際競争力を高める目的で設立された。「アジア芸術のハリウッド的存在」を目指して2万4,500平方メートルもの広大な敷地に設立
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