金融庁「森独裁」に「キンドル砲」炸裂 現役幹部と思しき人物が森長官をこき下ろす「暴露本」(電子書籍)を売りに出す異常事態。 2017年12月号 BUSINESS 首相官邸の覚えがめでたく異例の3期目に突入した金融庁の森信親長官――。菅義偉官房長官の「懐刀」として信頼が厚く、「黒田日銀総裁が続投しなかった場合、森長官の抜擢もあり得る」と囁かれるほどの大物だ。その一方で「森独裁」の歪みとストレスが庁内に溜まっており、とんでもない事態が続出している。その一つが、毎事業年度の実績を振り返り、当局の問題意識を示す「金融レポート」の公表が1カ月半も遅れ、10月25日になったこと。金融関係者が注目する重要文書だけに「何があったのか」と物議を醸した。事の発端は、事前に「全文」を入手したロイター通信の9月6日のスクープ報道だった。 ロイターを「誤報」にしろ! 森長官は「どうなっているんだ!」と怒鳴り散らし、
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