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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (9)

  • 学会で発表した俺のレジュメ: たけくまメモ

    ※昨日の第9回日マンガ学会における私の基調講演は、以下に掲げるレジュメをもとにおこなった。厳密にこの通りの内容を話したわけではないが、大意は伝わるのではないかと思う。 ■マンガ学会レジュメ「研究と実作をつなぐ」 ●学生作品に見る「絵のないマンガ」 現在、大学におけるマンガ教育は大きく「実作指導」と「理論研究」に分かれている。両者は今のところ目的がまったく異なるので、ふたつを融合させることは容易ではない。だが、たとえば以下のような作品が大学からは生まれつつある。 多摩美で私は6年前から漫画史を教えているが、毎年課題でマンガを描かせて提出させている。課題は「時間の流れを扱った視覚表現」というおおざっぱなもので、通常のマンガでもよいが、時間の流れさえ扱っていればアニメや油絵、彫刻でもよいという自由度の高い課題に設定している。 ←小沢郁恵「♪」(全14p) 最初の講義の年(2003年度)に提出し

    junun
    junun 2009/06/26
    アカデミズムから漫画へのアプローチの仕方。この活動の軌跡はたいへん興味深い
  • ハゲてくる私: たけくまメモ

    昨年の春あたりから薄々気づいていたんですが、今年に入って、朝、鏡を見て「うーむ」と唸ることが多くなってきました。俺の頭の、髪の分け目のあたりの地肌がはっきりと透けて見えるようになってきたのです。 現在はまだ「薄毛」状態ですが、このまま進行すると「ハゲ」に移行するのも時間の問題かもしれません。 お昼のワイドショーのCMで、野際陽子さんがやっている「女性用部分カツラ」があるじゃありませんか。お年を召されたご婦人が、やはり髪の分け目が薄くなってきたところに装着してボリュームを補うというあれ。ああいうのを俺も欲しい感じです。 それでこないだ薬局に目薬を買いに行ったとき、なんだか妙に「不老林」とか「リアップ」とか「カロヤンハイ」なんかの棚に目が行くようになって困りました。いや、まさか自分がこんなことを気にするようになるとは思わなかった。年齢から考えたら、まああってもおかしくないことなんですけどね。

    junun
    junun 2009/02/10
    毛穴の汚れを落とすことをお薦めします
  • 素晴らしき小僧寿司の壁紙: たけくまメモ

    小僧寿司チェーンの公式サイトにあった壁紙が大変に素晴らしいのでご紹介します。 http://www.kozosushi.co.jp/cm/index.shtml 小僧寿司壁紙プレゼント↑ なんと申しますか、うららかな春の陽光に照らされてこっちに向かってお辞儀をしているトレードマークの小僧さんは、まあいいんですけれど、その足下の地面からモグラとともに顔だけ出している小僧さんが形容すべき言葉が見あたらないほどいい味を醸し出しております。 この小僧さんは、もしかすると宇宙人か式神かなんかでしょうか。よくわかりませんが、さっそく俺はダウンロードしてマイPCの壁紙に設定しましたよ。 左の壁紙もなんともいえません。この小僧さん、お辞儀しているようで上目遣いでしっかりこっちにガンつけてますよね。腹に一物あるというか、決して心を開かないなにかがありますよ。いや別に、小僧寿司に含むモノはなにもありませんけど

    junun
    junun 2009/02/02
    こっちを見ないで、いやあ
  • 『バクマン。』読みました: たけくまメモ

    昨日『バクマン。』(大場つぐみ・小畑健)の1巻が出ていたので書店にて購入。実は俺、『バクマン。』読むのはこれが初めてです。 もちろん連載前から話題になっていたことは知っていましたし、コメント欄でも俺の感想を聞きたい旨の書き込みが多数寄せられていたので、当然気になってはいました。ただ俺、昔から気になる作品は単行が出るのを待ってから読む習性がありましてね。『デスノート』も単行で読んだ口ですし。俺は高校時代から単行派なんですよ。中学の頃までは、『デビルマン』とか『漂流教室』とか、雑誌連載を熱中して読んでいましたけど。 俺が過去10年のマンガの最高傑作だと考える『デスノート』コンビの新作で、「マンガ家志望者二人組が主人公のマンガ」であり、加えてタイトルが『バクマン。』ですから、『サルまん』を想起する人が多いのは仕方がないことで、ここはひとつ俺の反応が知りたい、という人がいるのも当然でしょう。

    junun
    junun 2009/01/08
    バクマンはなんのかんの言っても王道
  • 川内康範先生、首相官邸へ: たけくまメモ

    たった今、テレ朝のワイドショー見ていたら、「篦棒な人」川内康範先生が、24日に首相官邸を尋ねて、福田首相と一緒に都内のホテルで面会したことが報道されてました。検索しても、その記事は現時点(昼12時半)ではまだネットに流れてないようですが、テレビでは車椅子でホテルを出る川内先生の後ろ姿がバッチリ映っていました。 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071225/plc0712250249001-n1.htm ↑産経新聞12月24日「福田日誌」 俺が品川のホテルで川内先生と二人で事をしたとき、「悪いな。これから小渕(総理)と会わねばならんから、メシだけで勘弁してくれや」とおっしゃっていたことを思い出しました。川内先生は、福田総理の父親の故・福田赳夫首相のブレーンも勤めるジッコンの間柄でしたから、今回も息子に「なにか一言」伝えたのでしょう。 その「

    junun
    junun 2007/12/26
  • 初音ミク「水木一郎」バージョンを誰か作って: たけくまメモ

    いや、俺自身はまだ初音ミク使ったことがないんですけど、ボーカロイドって言うんですか? クリプトンが発売している人工音声歌唱ソフトの名称。元はヤマハが開発した技術だとか。まあよくわかりませんが、あれの「水木一郎」版が出来たら、絶対買いますね、俺だったら。たぶんこういうアイデアはとっくに出ているでしょうし、ひょっとするとクリプトンさんあたり既にサンプリング収録の交渉に入ってるかもしれませんが。この際ドワンゴでもいいですから、どこか発売してくれませんかねえ。絶対売れると思うんだけどなあ。 だってあの水木アニイの声で、なんでも歌わせられるんですよ。ミックミクにしてあげるでも、なんでも。これが売れたら、子門真人、ささきいさお、尾藤イサオ、熊倉一雄、森進一、チャーリー・コーセイ、左卜全、と続々と発売して、全員男らしい声で合唱させたいものです。「君が代」とか。夢が広がるなあ。 ◎このエントリへのコメント

    junun
    junun 2007/12/25
    まだ技術的にフォルテの張りが表現できないからなぁ
  • こんなタイトルにするんじゃなかった: たけくまメモ

    篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 [河出文庫] 昨日ひっそりと絶賛発売されました拙著『篦棒(ベラボー)な人々』ですが、アマゾン以外のネット書店にもリンクを貼ったら想定外の落とし穴があったことに気がつきました。 普通に「篦棒な人々」で各ネット書店のトップページから検索をかけると ◎アマゾン→OK ◎BK1→OK ◎紀伊国屋→NG ◎ジュンク堂→NG (※1) ◎セブンアンドワイ→OK ◎楽天ブックス→部分NG (※2) ※追加 ◎やタウン→部分NG (※2) ※追加 ◎ブックサービス→部分NG (※2) と、紀伊国屋さんとジュンク堂さんがなぜか引っかかりません。でも「竹熊健太郎」や「戦後サブカルチャー偉人伝」で検索すれば普通に出てきます。 ※1 6日AM10:00追記 朝見たらジュンク堂さんはさっそく検索できるようになってました。ありがとうございました。 ※2 6日PM2:00追記:楽

    junun
    junun 2007/12/06
    けど、ベラボーじゃあ間抜けな感じ
  • 腐女子の先生: たけくまメモ

    次の『サルまん2.0』では「やおい、腐女子」ネタを取り上げることを先のエントリで書きましたが、一応、知り合いに腐女子の中の腐女子というか、「貴腐人」みたいな人がいますので、その方にいろいろ教えていただくことにしました。 こないだ「ユリイカ」から「腐女子マンガ大系」という臨時増刊が出たんですけど、その監修をやられた法政大学非常勤講師の金田淳子先生です。 専門は社会学の学者さんなんですけど、これがもう年季の入った腐女子で、「やおい」の歴史や現状についてはたぶん日有数に詳しい人かもしれません。2年くらい前、マンガ評論家のヤマダトモコさんの家で2日がかりで「初代ガンダムを全話鑑賞する会」というのがあったんですが、来たのが30~40代のものすごい腐女子ばかりでして、その中で金田先生が「シャア様~!!」と絶叫されていました。(※) ※人からコメ欄で指摘がありましたが、彼女はシャアに「様」をつけない

    junun
    junun 2007/08/14
  • 「新宝島」がヤフオクに: たけくまメモ

    http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d75100118 マイミクのいけがわさんの日記で知りました。現時点で63万円也。まだ残り時間が5日ありますので、どこまであがるか。まんだらけ価格だと今どのくらいなのかな。売値で200万くらい? 俺はとても買えないので、指をくわえて見ているだけにします。奥付けが原作者・酒井七馬の名前だけしかなくて、手塚のテの字もないのが興味深い(表紙には手塚の名があり)。この件に関して、当時の手塚の日記に憤懣やるかたない記述がありました(手塚全集版「新宝島」の巻末で読めます)。たしかこれがキッカケで手塚は酒井を避けるようになったんだよな。 酒井は手塚を「弟子」と思いこんでいたようですが、手塚は「お世話になった先輩」程度にしか思ってなかったようです。同床異夢ですな。酒井七馬に関してはこれまで謎が多く、手塚も多くを語って

    junun
    junun 2007/08/08
    著作者の意思、難しいところ
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